在宅通信

NO.68平成221020日版)

発行 株式会社ザイタック&医療法人ブレイン

 

はじめに

先日、日本在宅ホスピス協会全国大会in岐阜に参加してきました。全国の在宅医療に関わる医師・看護師が中心となる会でした。その中で、今回は病院との連携について議論するために、多くの病院関係者にも参加いただいていました。その中で、病院側は、「在宅でどの程度の医療看護が対応できるのか分からない。またどこに頼んで良いか分からない」という意見がありました。一方、在宅医療を行なう側からは、病院に「ここまで在宅医療で対応できる事を知ってほしい」という意見があり、一部平行線をたどっていました。これは、在宅医療を行なうものとしての反省ですが、医師や看護師は「質の高いサービスを提供すれば、いずれ世間が分かってくれる。したがって営業や広報は不要」という考えを持っています。しかし、どんなに素晴らしいサービスでも、知られなければ意味がありません。これからは、医療・看護・介護に携わるものも、積極的にサービス内容を、病院を含めた事業所に提供する必要があるのではないでしょうか?

 

土岐内科クリニック外来

10月に入り、暑さの続いた夏からやっと秋の心地よさを感じられるようになりました。清々しく過ごしやすい時期ではありますが、天気による寒暖の差も激しく、急な冷え込みなどで風邪をひいてはいませんか?インフルエンザの予防接種が始まりました。猛威を振るった昨年のこともあり、皆様の関心は高いことと思います。予防接種で早めの対策をとると共に、「食欲・運動の秋」らしく、よく食べてよく動き、そしてよく眠ることで体力をつけて、本格的な流行の季節に備えましょう。

 

脳リハビリセンター

認知症の治療のひとつに『回想法』があります。思い出を振り返ることで、脳に刺激を与え、活性化させます。当脳リハビリセンターでも、学習療法の中で重点をおいて取り組んでいます。子供の頃の遊びや、昔の行事や生活ぶりなどをテーマに過去を回想することで、情緒の安定と意欲の向上を図ります。お客様はとても生き生きと明るく楽しそうな表情を見せて下さり、私たちスタッフまで元気を頂いています。皆さんも身近な高齢者に是非昔の話を聴いてみてはいかでしょうか?

 

土岐内科クリニック訪問診療

先日、県立多治見病院にて緩和ケア研修会がありました。土・日曜日の2日間に及ぶ研修でしたが、約20名の東濃地方の医師が出席していました。若い医師から院長クラスの高齢の医師まで多種多彩でした。今、地方の基幹病院も様々な理由から、自分の病院での完結型の医療から、患者さんを在宅医療に勧めています。しかし、そのバリアとなる要因として様々な原因があり、その一つが末期がん患者の痛みのコントロールを在宅医療ではできない事でした。特に、麻薬の取り扱いは日本では欧米に比較して明らかに遅れており、その使用量も何十分の一という状態になっています。又、麻薬の管理も開業医にはとても煩雑で、敬遠されている大きな理由にもなっています。当院では、昨年長谷川理事長が受講し、今年は私橋本が受講しました。目からうろこ的な事もいくつか有り、通常の在宅医療にもすぐにでも役立つ事を沢山吸収できました。できるだけ多くの末期がん患者さんが、在宅で安心して生活できるように頑張ろうと改めて感じました。

 

土岐内科クリニック外来リハビリ

チリ鉱山の落盤事故から全員が無事生還したニュースが、まだ記憶に新しいことと思います。一時は絶望的だと思われた方々が地下での長い生活を終えて、地上で家族と抱き合う姿は、感慨深いものがありましたね。地下では30畳程のスペースに33人が過ごしていたそうで、思う存分動くこともままならなかったことと思います。長い間動けなかったせいか、救出後タンカで移動する方もみえました。ある実験によると、寝たきりの状態になると20日で約10%前後の筋肉の委縮が生じるそうです。また日常生活を送る上で筋肉量は体重の1.5%は必要であり、1%以下になると生活に支障をきたすと言われています。地上でのびのびと体を動かせる喜びを感じつつ、秋晴れの日は散歩でもいかがでしょうか。活動量を維持し、健やかな生活を心がけましょう。

 

東濃訪問看護ステーション

訪問看護ではここの所続けて利用者様がお亡くなりになりました。訪問看護やナーシングデイなどを利用されながら在宅生活を送ってみえ、私たちスタッフとも関わりが密になっていたので非常に残念です。ただ、あるご家族が挨拶に来て、「訪問看護やデイで世話になった。家に居たいと言っていたが、最期まで家にいられて良かった、在宅も良いもんだな、と思った。」と言ってくださいました。少しでも本人さんの願いがかなえられるお手伝いができたのかな、と嬉しく思いました。今後も皆様それぞれの希望する生活が送れるよう関わっていきたいと思います。

 

東濃介護支援センター

「秋の日は釣瓶落とし」という言葉通り、日に日に日没も早くなり、吹く風に涼しさを感じられるようになりました。介護支援専門員という業務を行っていくため為には資格の更新、そしてそのための研修を受けることが義務付けられています。日々の多忙な支援業務の中、研修に参加させていただく事は正直大変なのですが、毎回本当に得ることが多く、支援を行っていくうえでやはり不可欠な制度だと思っています。研修の場では、介護支援専門員という同じ職種ながらさまざまな事業所さんで業務されている方とお会いし、交流することが出来ます。支援に行き詰って相談を持ちかけた際も、全く別の視野から助言してもらえたり新たな情報を教えてもらったりと勉強にもなります。利用者様、家族様が在宅生活を安心して送ることが出来るような支援を行うためには、多くの情報を持つこと、それが多様な支援の提案を行うことを可能にする、という原則を研修の都度新たに感じています。

 

東濃デイサービス                                                       

朝晩と涼しくなり秋らしくなってきましたが、日中との気温差がより激しくなってきました。この時期は体調の管理が難しく、お客様やスタッフの中にも風邪をひく方がみえます。さらに、これからは気温がもっと下がり、外に出る機会も減ってくると思います。しかし、そんな時こそ体をしっかりと動かし、丈夫で健康な体を作り、これから来る寒い冬を元気に乗り切っていきましょう。

 

東濃デイサービス松坂

今月は3カ月に1度のリハビリの評価を行います。前回の評価時より記録が向上しているとお客様の普段行っているリハビリへの気持ちも向上して行きます。自信をもって自宅での生活がこれからもっと続いていくように協力していきたいと思っています。

 

東濃デイサービス元町

最近、朝夕とだんだん冷え込みが激しくなってきました。みなさん体調は崩されてみえないですか?

元町では、先月のミーティング時に、「認知症」の勉強をしました。元町は認知症のお客様を対象に御利用して頂いております。認知症という一言では、語れない色々な症状の方がおみえになります。しかし、お一人お一人のその行動には、きっと何か理由があるのだという事を、再度スタッフ全員で確認できたいい機会だったと思います。今後もより温かみのあるサービスを提供できるように、スタッフ全員で試行錯誤しながらお客様と接していきます。

 

東濃デイリハビリセンター

朝、晩と気温の差はありますがだいぶ過ごしやすい日になってきましたね。風邪をひかないようお気をつけ下さい。最近、東京の方では、お客様個々のニーズに応えていく「カスタマイズオーダー」がとても多くなってきているそうです。エステ、飲食業、ファーストフード、コンビニと多様な業種でそういったサービスを手がけているようです。質の向上、お客様の満足というものを目指し色んな事が行われています。私達も接客サービスを行なう上で色々と試行錯誤をしながらよりよいサービスを提供できるように取り組んでいきます。

 

ナーシングデイ

ナーシングデイが開所して半年が経ちます。開所してから利用された方々の中で旅立たれた方はすでに十数名になります。ターミナルケアを行う場所として避けては通れない事ではありますが、人生の最期の迎え方をそのたびに考えさせられます。利用時に冗談を言ってスタッフをも和ませてくれた方が、最後が近づくと「子供に会いたい…。」、とポロリ。何が正しいサービス・ケアかは解りませんが精一杯生き抜こうとされている方々に、精一杯のサービスを提供できるよう日々精進です。

 

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