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すい臓がんは、早期発見が困難で発見された時にはすでに進行し、完全に治る事が困難な病気として有名です。
これだけ医学が進歩しているのに、治るがんが増えてきているのに、何故すい臓がんは治るのが困難なのでしょうか?今回は、すい臓がんに関して紹介します。

すい臓の位置と働き


すい臓は、胃と十二指腸に囲まれ、体の正面から見ると胃の奥深くに存在し、背骨の前側にあります。十二指腸にくっついており、十二指腸側から膵頭部、体部、尾部に分かれています。この解剖学的な位置が問題となり、初期の小さいがんの頃には症状がでてきません。すい臓の働きは、食べ物の消化です。外分泌機能・内分泌機能の二つに大きく別れます。外分泌機能としてすい液という消化液を作り十指腸に送り込み消化を促進させているのです。
もうひとつの働の内分泌機能は、様々なホルモンの分泌をしています。ホルモン分泌の中でも有名なのはインスリンです。血糖値を下げるという重要な役割すい臓は行っています。

すい臓がんの症状



すい臓がんの初期症状は、ほとんど現れません。解剖学的に体の背中側にあり、他の臓器の様に消化器症状がないからです。血液検査でも、進行して黄疸や肝機能障害を認めるまで異常がありません。特に、十二指腸から離れた体部・尾部にできたがんは、本当の末期まで症状がない事が多いです。そんな中でもいくつかの特徴的な症状があります。長く続くみぞおちや背中の痛み腰痛急激な体重減少糖尿病が発症または悪化がすい臓がんに特徴的であります。食生活があまり変わらないのに、急激に糖尿病のコントロールが悪化してきた人は要注意です。

 


すい臓がんの予後(治療見通し)

 


すい臓がんの予後は非常に悪く、すい臓がんで5年生存している確率は20%
程度です。手術をできないほど進行していた症例は、ほとんどが1-2年以内に
死亡をしています。つまり、いかに早く見つけるかがとても重要になってきます。

 

 

 


すい臓がんの予防


すい臓がんの予防は、適度の運動・禁酒・禁煙と考えられています。酒に強い人でも、飲酒と喫煙の両方の習慣があると、たばこを吸わない人と比べると、すい臓がんになる危険度は65歳以下の人で2.2倍、65歳以上の人で4.2倍になるそうです。
すい臓がんは、早期に発見する事が何より大切です。原因不明の長期の腰痛・糖尿病のコントロールの悪化。急激な体重減少がありましたら一度ご相談下さい。

 

 

 

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