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年を重ねる毎にお肌のカサカサやしわが気になったり、肌のかゆみを感じたりする方は多いと思います。それは老化によるドライスキン(乾燥肌)が主な原因です。今回はドライスキンについてのお話をします。
■皮膚のメカニズム
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層で構成され、厚さ約2mm、そのうち表皮は0.2mmと薄い。
健康な皮膚では、主に角質層や皮脂腺から分泌される皮脂が皮脂膜をつくり皮膚のバリア機能が保たれています。角質層は“体内”と“外界”を分ける膜で「保湿機能」と「バリア機能」という2つの役割があります。
*保湿機能・・・ ・角質細胞に適度な水分を含むことで皮膚に柔軟性を持たせる働き。
*バリア機能・・・体内からの水分の喪失を防ぎ、外部から異物が侵入するのを防ぐ働きをさし、角質層がこの機能を果たします。
■ドライスキンの原因
高齢者では、皮膚の老化や、栄養不足、天然保湿成分の減少など、生理的な原因でドライスキンが生じます。またバリア機能の低下と関連するアトピー性皮膚炎、洗剤や薬品などの化学的刺激、腎不全・栄養障害・ビタミンA欠乏症など全身的な疾患なども原因となります。
日本人は他の民族に比べると清潔好きですが、その清潔好きが昂じて石鹸を使いすぎたり、肌をこすりすぎたりすると皮脂膜の下の角質層をはがし、皮膚にダメージを与えかねません。
■ドライスキンの予防的ケア
①入浴上の注意
入浴は、40℃前後の湯温が望ましい。42℃以上の湯温や長湯は皮脂が落ちやすいので避ける。
体を洗うタオルは刺激の少ない素材(綿)とし、石鹸は弱酸性石鹸をよく泡立てて使用し、体を
こすり洗いしない。保湿成分の入った入浴剤を使用するとよい。
②入浴後のスキンケア
入浴後は10分以内に保湿成分が入ったクリームなどを塗り、水分の喪失を防ぐ。
*最近セラミド入り化粧品の宣伝をよく耳にすると思いますが、セラミドは肌の表皮の細胞と細胞の隙間を埋める脂肪成分で、肌の隙間に欠けている脂質を補い肌の保湿力を高めます。
③生活環境の調整
室内温度は高すぎるとかゆみを助長するため、過度の暖房は避け24~26℃、湿度は40~60%を保ちましょう。

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