ホムドクスクエア

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最近テレビや広告などで、「逆流性食道炎」に関して大々的に報じられています。今まではお腹の症状の病気と言えば「胃潰瘍」が一番有名で、一般の人々にもかなり知られています。しかし、最近腹部症状の原因として、逆流性食道炎の頻度が増してきており、医学界・世間においてもとても注目度が高い病気となっています。そこで今回は、「逆流性食道炎」に関してお話をします。

 

逆流性食道炎とは?

通常、胃から胃酸や食べ物が食道内へ流入(逆流)しないように、一定の圧力がかかり、閉まっています。しかし、何らかの原因で胃酸が食道へ逆流し、その酸が原因で食道粘膜に炎症をおこしてしまった病気を「逆流性食道炎」といいます。ストレス・食生活の欧米化・肥満などの現代日本人の抱える健康問題と共に急増しています。

 

症状は?

主な症状には、胸がやけるような感じの胸やけ・ノドのイガイガする違和感・ゲップ・胃のあたりが重苦しい・おなかが張る感じなどがあります。これらの症状が続く場合は、逆流性食道炎の可能性があります。又、これらの症状はひとつだけではなく、重複してでる場合も多くあります。

 

どういう人がなりやすいですか?

油っぽいものを多く食べる方・過食の方・ストレスの多い方・太っている方・高齢で腰の曲がった方に多い病気です。

 

診断方法は?

胃カメラで、胃と食道の境界部を観察し炎症の有無によって診断します。

重症度は、GradeNMABCD6段階に分けられています。一番重症のGradeDになりますと、食道の全周の75%以上が胃酸に荒らされています。

又、FSSG問診票という専門の問診票があり、そこで点数化して逆流性食道炎を診断する事も可能となってきています。

 

治療は?

生活態度を改めることが基本で、これでかなりの人の症状は軽快します。暴飲暴食、早食い、食後すぐに横になることは三大悪と考えられています。就寝時には頭を高くする事も大事です。薬物療法では、胃酸を抑える目的で、最も効果が強いプロトンポンプ阻害薬の投与が第一に選択されます。少し効果の弱いH2ブロッカーも多く利用されています。これらの内服薬治療で、かなり高率に症状は改善されていきます。

  

逆流性食道炎は、元来日本人には少なかった病気ですが、hd16-2.jpg

食生活の欧米化や乱れ・ストレス・肥満に伴い上昇しています。

これらを是正すると共に、正しい病気の知識を持ち治療を

していく事がとても大事です。

 

土岐内科クリニックでは、いつでも上記の様な症状があったら

気軽にご相談下さい。

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