ホムドクスクエア

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こんにちは、はじめまして東濃訪問看護ステーションです。

今年からホムドクスクエアに参加させて頂くことになりました。皆様の生活に役立てられるような情報を看護の視点から提供できたらと思います。今回は低温火傷(ていおんやけど)です。

 

低温火傷ってなに?

「気をつけて湯たんぽを離していたんだけど・・・、水ぶくれができちゃって!」

毎年、必ず聞かれる言葉です。

やけどは主に直接火に触れたり、熱湯が掛かったりした時になりますが、低温火傷は体温より少し高い温度(44~46℃くらい)の熱さに長く触れることで起こります。

最近は湯たんぽ以外にもホットカーペット、電気毛布、カイロ、ノートパソコンなどが原因で起こるケースが増えています。

注意が必要なのは乳幼児や高齢者の方、身体を上手く動かせない環境にある人が暖房器具に長く接触し続けてしまうことで発症するケースが増えています。最も起こりやすいのは足です。足は体の中でも知覚が鈍く、血行が悪いからです。とくにかかとやくるぶし、すねなどは、皮膚のすぐ下に骨があるため毛細血管が圧迫されて血流がとどこおり、その部分に熱がこもって低温やけどをおこしやすくなります。

 

低温火傷の症状

低温火傷は低い温度でゆっくり進行するため、気が付いた時には皮膚の深いところまで達し重症になっている場合があります。

やけどはその熱傷の深度によってⅠ・Ⅱ・Ⅲ度に分類されます。

Ⅰ度熱傷・・・皮膚が赤くなったり、腫れて痛みを伴います。

数日程度で痕を残さず治るものがほとんどです。

Ⅱ度熱傷・・・皮膚が赤くなって水泡が出来たりします。

傷口から感染をして悪化しなければ、痕も残らず、浅いものは3週間

程度で治ります。

Ⅲ度熱傷・・・皮膚の深いところまで及ぶ火傷です。

白くなったり、ひどいときには焦げたように黒くなります。痛みを感じる

神経が損傷され、あまり痛みを感じません。

 

治療方法

原則として患部を冷やして様子を見ていくことになります。ただ冷やすことで低温火傷を治すことは難しく、これ以上悪化させないための方法となります。大きな水泡(直径2センチ以上)が出来て皮膚の深いところま達してしまった火傷の場合は無理につぶしてしまわず、早めに医療機関を受診することをお勧めします。

 

予防

足先は冷たく、なかなか温めることが難しい所です。温めようと靴下を履いたりしますが、足首の短いタイプの靴下ですと、ゴムの部分でますます血行を悪くしてしまいます。膝下まである靴下やレッグウォーマーの使用をお勧めします。また電気毛布を使う場合、直接熱線が肌に触れると火傷の原因になるので、電気毛布と体の間にもう一枚、タオルケットなどを使われることをお勧めします。温度設定も高くしすぎないよう、こまめにチエックしてくださいね。乳幼児や体の不自由な方などは自分で対処できないこともありますので周りの人が注意してあげて下さい。

 

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