ホムドクスクエア

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土岐内科クリニック院長の橋本です。今回は「楽な胃カメラ検査」

についてお話しさせて頂きます。

外来を行っていると「何となく胃の辺りが痛い」「食事の後にムカムカする」など消化器症状を訴える患者さんを多数診察させて頂きます。

最近そういう患者さんに対して多くの医療施設では、胃のバリウムの検査より胃カメラを受ける事を勧めています。しかし、胃カメラに対するイメージは「苦しくて大変だ」「一度受けた事があるけれど、もう二度とやりたくない」などマイナスイメージが多く持たれています。

ところで皆さんは、鼻から内視鏡を挿入する検査方法(経鼻内視鏡検査)をご存知でしょうか?

現在当院が使用している経鼻内視鏡は、ファイバー径が約5mmと一番細いものとなっています。

経鼻内視鏡の特徴は次の三つです。

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通常の口からの内視鏡検査で、吐き気・不快感の原因となるのは、内視鏡が舌の付け根を圧迫する事が一番と考えられています。経鼻内視鏡は、鼻の穴から直接食道に入り、舌の付け根を通らずのどにも触れないため、通常認められた吐き気や不快感をほとんど認めなくなりました。又、医師と患者は会話ができ、余裕がある時はモニターを見ながら質問もできるようになったため精神的にも安心感を持てるようになりました。経鼻内視鏡後の調査で吐き気・不快感を認めなかった人は約91%で、通常の内視鏡検査の苦痛を10とすると経鼻内視鏡は3.4と明らかに楽であったとの結果が報告されています。もう二度とやりたくないと考えていた人の90%以上が経鼻内視鏡なら受けてもいいと答えています。しかし、すべての人に行えるわけではなく、一度主治医の先生にお尋ね下さい。

今まで「内視鏡検査はえらいからいやだ」と拒否されていた方は、一度経鼻内視鏡を受ける事をお勧めします。

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