ホムドクスクエア

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皆さんは誤嚥という言葉をご存じでしょうか・・・?

誤嚥とは、本来は食道を通って胃の中に入らなければならない物が誤って気管内に入ることです。通常は気管内に異物が入ると、異物を外に出そうとして咳などの反射が起きます。しかし・・・、加齢や脳卒中などで意識障害や麻痺のある方の場合は、嚥下反射(物を飲み込む反応)や咽頭反射(喉の奥を刺激すると吐こうとする反応)咳嗽反射(咳をする反応)などが鈍くなり誤嚥しやすくなります。そこで今日は誤嚥を防ぐ対策を少しお伝えします。

 

食事の工夫

お茶や汁物などの水ものは誤嚥しやいです。また、ゆで卵やそぼろ類・おから・とうふなど口の中でバラバラになったりパサつく物、そしてわかめ・のり・もちなどうまく噛めない物は誤嚥しやすいです。水ものは葛や片栗粉・市販のトロミ剤を使い、トロミをつけます。バラバラになりやすい食材にはあんをかけたり、ゼリーよせにしたりします。

 

食事をする時の姿勢

座位ができる方は車いすや椅子に座ります。自力で座位が困難な方はギャッチベットのギャッチを3060度くらい上げます。麻痺のある方は麻痺のある方を上にして横向きになるとよいでしょう。上体を高くして楽な姿勢が保てるよう、クッションや枕で体位を調節します。*やや前屈みになる姿勢が飲み込みやすく誤嚥しにくいです。

 

食事中の注意hd20-2.jpg

はっきりと目を覚ました状態で、少し顎を引いてゆっくり

一口ずつ食べましょう。介助する場合は何を食べるのか?

見せ、言葉で伝えると、食べる準備ができます。

暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たくすることも味わう上で重要です。

 

咀嚼力や嚥下力低下の防止(かむ→飲み込む動作のためのトレーニング)

食事の前に、口を大きく開けたり頬を膨らませたり、舌を動かしたり発声練習をしたり、またそれが難しい方は、頬や口のマッサージをする事も効果的です。

 

唾液の分泌をよくする方法

食べ物をよく噛む、酸味のあるものを口にする、唾液腺のマッサージなどがあります。

 

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現在、東濃訪問看護ステーションでは嚥下リハビリも

サービスの一つとして提供していますので、

お困りの方があればご相談ください。

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