ホムドクスクエア

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Q1:ピロリ菌とは?

ピロリ菌は、大きさ4μm程の鞭毛を有する細長い細菌です。胃の粘膜に住み

き、胃酸の攻撃を避けながら胃の粘膜に障害を与え胃・十二指腸潰瘍を発

させます。

 

Q2:ピロリ菌の感染経路は?感染者数は?

感染経路は、未だに明らかにはなっていませんが、経口感染が一番に考えられています。

そのため展途上国の様な衛生環境の悪い所の人々や、日本も衛生状態が不十分の時に育った高齢者の世代の人々は、感染率が高くなっています(日本では70歳代以上では73%、20歳代以下では20%との報告有り)。

 

Q3:ピロリ菌に感染したら?

ピロリ菌に感染すると、上腹部痛を伴う軽度の胃炎を多くの人は一時的に認めます。しかし、胃潰瘍なるのは25%程度と考えられています。胃がんとの関係は、色々研究され胃がんの危険因子として考えられていますが、未だ不明な点もあります。

 

Q4:ピロリ菌の診断法は?

胃カメラにて胃の粘膜の採取をして調べる迅速ウレアーゼテスト(リトマス試験と同じ方法)・検鏡法(顕微鏡で調べる)・培養法とカメラを使わないで調べる尿素呼気テスト・血液検査の抗体検査法が主にります。

 

Q5:ピロリ菌の治療は?

ピロリ菌の治療は、ピロリ菌陽性の再発する胃潰瘍・十二指腸潰瘍に対してのみ保険適応となっています。1種類の潰瘍薬と2種類の抗生物質を1週間内服するだけです。内服終了後68週間後再度ピロリ菌の検査を行い、除菌成功か判定します。除菌成功率は約80%程度です。又、最近緑茶カテキン・ココア・ヨーグルト等が効果があると言われていますが、未だ確定はされていません。

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ピロリ菌は、高齢者の多くの人が感染していますが、全ての人が病気になる

わけではありませんから、過剰な心配をする必要はありません。腹痛などの

症状があった場合は、一度胃カメラの検査をする事をお勧めします。

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