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脳神経内科・
認知症専門外来

人間の神経は、大脳を基点に脊髄、末梢神経を経由して筋肉を終末とします。その動きの調節をする部分が、小脳、中脳となります。

そのいずれかが障害されると”運動障害”、痺れや痛みと言った”感覚障害”が出現します。具体的には、認知症、脳血管障害(脳出血・脳梗塞後遺症)、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、末梢神経障害、筋炎等です。

患者様の運動障害・感覚障害の原因を究明して治療する科が脳神経内科です。現在、脳神経内科専門医は全国で5000名程度と少ないのが現状です。

対象となる症状
※下記は一例です。

  • 手足の動きが悪い
  • よく転倒する
  • 計算ができない
  • 手足に力が入らない
  • 手足がしびれる
  • 字が読めない・書けない
  • 腰・手足が痩せてきた
  • 手足の感覚が鈍い
  • 飲み込むときにむせる
  • しゃべりにくい
  • 物が二重に見える
  • けいれんをおこすことがある
  • ふらつく
  • 瞼が重い
  • 頭痛
  • 足が突っ張り歩きにくい
  • 物忘れが強い

充実の設備で高度な診療

土岐内科クリニックではCTも完備しております。総合病院では数回受診が必要なケースでも、1日で診断・治療します。
更に精査が必要な場合は、当院から土岐市立総合病院・県立多治見病院の放射線科の予約が可能です。患者様は、病院で検査だけ行い、結果説明は当院で行います。患者様には、病院受診と変わりないレベルの診察が可能となります。

認知症について

物忘れと認知症の違い

昨日の夕食のメニューが思い出せないことは、「物忘れ」いわゆる「健忘」であり、病的意義は少ない事が多いです。しかし、「食べたという行動自体」が思い出せない場合は、認知症の可能性が高くなります。つまり内容を忘れる事は問題ありませんが、行動自体を忘れると問題となります。

認知症には段階があります

認知症はレベルに応じて3つの段階に分ける事ができます。
1番目は「早期認知症」。このレベルで適切な治療やリハビリを行なうと、進行をかなり防ぐ事ができます。2番目は「認知症の中核症状」レベル。この段階でも認知機能障害への対応が可能です。3番目は「認知症の周辺症状」レベル。幻覚、妄想、徘徊、人格変化、暴力行為などがあります。この段階では周辺症状のコントロールが主体となり、認知機能障害自体の治療は困難となります。

予防と対策

アルツハイマー型認知症は、退職と同時に認知症が進行するケースや配偶者の死が契機となるケースも多くあります。これらを防ぐには、仕事以外の社会と交わりを持ち、人との出会いを大切にする事です。
血管性認知症の予防は、脳出血や脳梗塞といった脳血管疾患を予防する事です。その為には、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常といった生活習慣病の予防が重要です。

治療

当院では薬物療法と脳リハビリの2本立てで治療を行います。
薬物療法と脳リハビリは認知症の改善・進行予防に一定の効果が認められます。しかしそれ以上に感じるのは、ご家族の関わりです。関心を持ち、声をかける、一緒に散歩をする、遠方から診察に通う。実はその事自体が、最も効果のあるリハビリだと感じます。

家族が認知症になったら

関心を持って症状を観察し、それを専門家に相談することで、適切な対応ができます。最近は、認知症の各症状をとてもよく抑える薬があります。ほんの少しの薬で、これまで毎日とてもつらい思いをしてきた家族や本人が、楽になることが可能です。受診ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

認知症レベル評価

認知症のレベル評価をするためには、頭のCT調査、複数の質問形式の評価テスト、問診などを行います。所要時間は1時間程度です。

認知症に関する様々な情報

毎月1,000人以上
各種認知症患者さんを診療。
専門医による認知症予防や高齢者医療、
介護生活に役立つブログです。

  • 認知症の最期ってどうなの?訪問診療も行う認知症専門医が解説
  • 手の震えはパーキンソン病?何科を受診?重大な病気が判る7つの知識
  • 物忘れがひどい方必見!認知症専門医が語る改善のための5つの知識 など
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