2026-07-12 想定より5年早く来た「多死社会」 日本は、すでに「多死社会」に入っています。高齢化が進めば、死亡者数が増えることは以前から予測されていました。しかし問題は、そのスピードです。2025年の日本人の死亡者数は158万9489人。国立社会保障・人口問題研究所が …
2026-07-09 【お薦め本の紹介】『イン・ザ・メガチャーチ』・・人生後半に還ってくる“やってこなかったこと 朝井リョウさんの『イン・ザ・メガチャーチ』を読んで、最も強く感じたのは、これは単なる「推し活」を描いた小説ではないということです。もちろん物語の表面には、アイドル、ファンダム、SNS、マーケティング、若者文化といった現代 …
2026-07-07 「霜降り牛肉が最高」は本当なのか 「昔の牛肉のほうが、もっと赤身だった。」そんな話を聞いたことはありませんか。実際、現在の黒毛和牛は、30~40年前と比べると筋肉の中に入る脂肪、いわゆる「サシ」が大幅に増えています。品種改良や飼育技術の進歩によって、現在 …
2026-07-05 実技試験合格でも事故率2.8倍―高齢ドライバー制度はもう限界 高齢ドライバーによる交通事故が社会問題となって久しくなります。現在、75歳以上で一定の交通違反歴がある方は、免許更新時に「運転技能検査」を受けなければなりません。この制度は、「運転ができるかどうか」を確認するために202 …
2026-07-02 【おすすめ本の紹介】レビー小体型認知症でも「名探偵のままでいて」 認知症をテーマにした小説や映画は数多くあります。しかし、医療者の立場から見ると、「ここは少し違うな」と感じる作品も少なくありません。 ところが、小西マサテルさんの『名探偵のままでいて』は違いました。私は認知症専門医として …
2026-06-30 「歯科医院はコンビニより多い」に感じる知的怠慢 テレビや新聞で歯科医療に関する話題が出ると、決まり文句のように使われる表現があります。「歯科医院はコンビニより多い」。皆さんも一度は耳にしたことがあるでしょう。確かに数字だけを見ればその通りです。しかし私はこの言葉を聞く …
2026-06-28 認知症になる人、ならない人―その違いは脳の『免疫力』だった アルツハイマー病といえば、「アミロイドβが脳にたまる病気」という説明を聞いたことがある方も多いと思います。 確かに、アミロイドβはアルツハイマー病の重要な原因の一つです。しかし実際には、脳に大量のアミロイドβが蓄積してい …
2026-06-25 【お薦め本の紹介】『日本買収 団塊世代の天命』―私たちは何を引き継ぎ、何を残すのか 牛島信さんの『日本買収 団塊世代の天命』を読みました。タイトルだけを見ると企業買収やM&Aを扱った経済小説のように思えます。しかし実際に読んでみると、それだけではありませんでした。本書の根底に流れているのは、「戦 …
2026-06-23 『まだ困っていません』が招いた悲劇―認知症介護で本当に怖いこと 認知症医療に携わっていると、時々とても苦しくなるケースがあります。病気そのものではありません。 「もっと早く動いていれば違ったかもしれない」 そう思わずにはいられないケースです。 認知症は、ある日突然すべてが壊れる病気で …
2026-06-21 専業主夫が30年で3倍!妻に養われる夫が急増する理由 会社員の妻に扶養される「第3号被保険者」の男性が30年で約3倍になり、2024年度末には13万人を超えました。かつては珍しかった「専業主夫」や「妻が主たる稼ぎ手」という家庭像が、いまや特別なものではなくなりつつあります。 …