医学博士。岐阜県土岐市を中心に9ヶ所のクリニック、介護施設、リハビリ施設を運営する医療法人ブレイングループ理事長。毎月1,000人以上の認知症患者を診療する日本有数の認知症専門医。開業以来5万件以上の訪問診療、500件以上の在宅看取りを実践している。
「今までに、騙されて何か購入したことはありませんか?」 これは私が認知症外来で患者さんやそのご家族に必ずお伺いしている質問です。 認知症高齢者は、計算能力が低下し財産の管理は非常に困難になります。現在の契約社会のなかで生 …
「服を着替えない」「風呂に入らたがらない」「ボタンを掛けられない」高齢者の方がいらっしゃいませんか? ご家族としては、「年を取ったからしょうがない」と思いがちですが、実は「失行」という認知症の症状の一つかもしれません。 …
「お父さんは強い痛みを我慢していますね、少しずつ緩和ケアを行っていった方がいいですね」 医師からこう告げられると、モルヒネを使用するのかと思います。 モルヒネのイメージといえば、意識混濁、一日中寝たきりで、廃人に。そのま …
最近、同時にこなせる仕事量が減ったと感じることはありませんか? もしくは、同時に仕事を進めていると今まででは考えられないミスを犯してしまうことはありませんか? これはワーキングメモリ低下の可能性があります。脳の機能の一つ …
50歳前後になると、物忘れや認知症の不安が出てくるものです。 何か、今のうちに将来認知症にならないようにしたい。できれば毎日の食事によって認知症を予防できたら、こんなに安心できることはありません。 今回の記事では、認知症 …
「胃ろうを入れるかどうか家族で決めてください。但し、時間がありませんので1〜2日中には答えをください」 ある日医師から突然こんな質問を投げかけられることがあります。全身状態が悪化した患者さんが、治療をしても口からの食事が …
最近、高齢のご家族の動きや反応が悪くなってきたことはありませんか? 何もしないで、一日中テレビを見ている。どこにも出かけない。そのうちに、歩行も不安定になり、意欲もなくなってきている。 そんな症状は、「廃用症候群(はいよ …
私が社会福祉士の専門学校で認知症の授業を行っている時に、学生に観てもらっていた映画が『恍惚の人』(豊田四郎監督・昭和48年・東宝)です。 原作である有吉佐和子さんの小説「恍惚の人」が、昭和47年6月に出版されると大きな社 …
「あの、昔すごく流行った、あの芸能人、名前は何だっけ、最近またよくテレビに出てるほら、あの、誰でも知ってるでしょ…」 「昨日あれに行ってきたの、あれを診てもらいに。そうしたらあれはなんともなくて、あっちのほうを検査したほ …
40歳を超えれば誰でも脳梗塞を発症する可能性があります。まず考えることは、命は助かるのか? 後遺症は残るのか? 仕事に復帰できるのか? 突然襲った病気に、驚き、動揺されているご家族もいらっしゃると思います。 そんな時に、 …