2026-09-09 「本当はここで最期までいたかった」――施設を追われる高齢者 認知症の方の施設選びについて、最近とても強く感じることがあります。それは、単に「どの施設が良いか」だけでなく、「その施設にいつまで住み続けられるのか」まで考えなければならない時代になったということです。 私は認知症専門医 …
2026-08-30 外国人介護職員が増える時代――高齢者施設の『ワクチン対策』は大丈夫か 先日、「介護施設にポルトガル語が響く時代」という内容のブログを書きました。私が協力医を務めている高齢者施設でも、外国人職員が働く姿は珍しくなくなりました。フロアにいる職員3人が全員外国人という施設もあります。今後、日本の …
2026-08-09 介護施設でポルトガル語が響く時代〜 10年後、私たちは誰に介護されるのか 介護施設の現場で、外国人職員を見ない日はなくなりました。長谷川も15施設の協力医をしていますが、今や「外国人職員がいない施設」はほとんどありません。むしろ、どの施設でも重要な戦力となっています。先日訪問した施設では、ある …
2026-08-05 施設に入れたから認知症が進んだ――その罪悪感は必要ありません 認知症外来をしていると、ご家族からよく聞かれる質問があります。「先生、施設に入れたら認知症は進みますか?」この質問をされるご家族の表情は、とても複雑です。 本当はもう限界に近い。仕事もある。夜も眠れない。介護疲れもたまっ …
2026-06-23 『まだ困っていません』が招いた悲劇―認知症介護で本当に怖いこと 認知症医療に携わっていると、時々とても苦しくなるケースがあります。病気そのものではありません。 「もっと早く動いていれば違ったかもしれない」 そう思わずにはいられないケースです。 認知症は、ある日突然すべてが壊れる病気で …
2026-06-02 「見た目」で介護職を判断しないで――現場からの小さなお願い 近年、介護業界では深刻な人材不足が続いています。高齢化が進む日本において、介護職の存在はますます重要になっていますが、その一方で「大変そう」「厳しそう」というイメージから、働き手がなかなか増えない現実があります。そんな中 …
2026-02-23 「影の仕事」に潰されるな――ケアマネは、人生の最終章を支える誇り高き仕事 介護サービスの利用計画を作成する専門職、ケアマネジャー(介護支援専門員)。高齢社会の日本において欠かせない存在でありながら、いま「なり手不足」が深刻化しています。背景のひとつが、本来の業務範囲を超えた「シャドーワーク(影 …
2026-02-04 介護の名を借りた“無許可宿泊” お泊りデイという危険なグレーゾーン 近年、「お泊りデイ(お泊りデイサービス)」と呼ばれる形態が、全国各地で広がっています。日中は介護保険を使ったデイサービスを利用し、夜間は実費でそのまま“宿泊”する。家族にとっては一見便利で、事業者にとってもニーズの高いサ …
2026-01-19 訪問看護を食い物にする「ホスピス型住宅」の正体 近年、一部の訪問看護ステーションが、極めて高額な給与を提示して看護師を集めているケースが目立つようになりました。一見すると「人材確保に成功している優良事業者」に見えるかもしれません。しかし、現場で起きている実態は、本来の …
2025-10-20 「金が尽きたら、退所」──在宅介護の限界が始まった 最近、私たちのグループホームでも「経済的理由による退所」という現実が、とうとう目の前に現れました。今回退所する利用者さんは、認知症の診断はありますが、介護度は1。日々穏やかに過ごしており、特に目立った身体的な介護が必要な …