認知症患者さんの日本刀所持は銃刀法違反‥いかに対応するか

私の患者さんで、易怒性が強く、外来診察中にも怒って診察室を出て行ってしまう患者さんがいらっしゃいます。 その患者さんは、他の病院の医師や看護婦さんにも同様の態度をとっており、ご家族も対応には手を焼いています。 さらに、ご …

困った?弁護士・司法書士

先回ご紹介したように 認知症の患者さんが騙されることを防ぐための制度の一つに 成年後見人制度があります。 認知症などで判断力が十分でない人の 財産管理を行う制度です。 当初は家族による”後見”が多 …

成年後見人の鑑定および起点に専門医が重要です

成年後見人の講演・シンポジウムを見ていると、弁護士等の法律関係の方が中心になっていることが多いようです。 しかし考えてみて下さい。 最終の鑑定は、専門医が行います。 やはり医師が主導すべきではないでしょうか? 現在の法律 …

成年後見人を考えたとき、受診する科は?

成年後見人はどのような場合に行うのでしょうか? 金融商品の購入や解約、不動産購入、相続が主なものです。 金融商品の購入は70才以上の場合当日には購入できないものもあります(リスクが高い商品など)。 70歳以上で健常な高齢 …

騙される前に成年後見人を

成年後見人は何のためにつけるのでしょうか? 認知症の患者さんの場合、日常のコミュニケーションが取れても、複雑な契約では判断力が低下しているケースが少なくありません。 そのため、そこにつけ込む、悪徳業者が後を絶ちません。 …

成年後見人の対象は?

成年後見人の対象は、具体的には認知症、精神発達遅延等が対象となります。 特に、私の専門である認知症は、現在約250万人、今後はさらに増加が予想されます。 今後、認知症に全く関わらないで生活できる人は、わずかではないでしょ …

成年後見人 医学的判断は?

成年後見制度とは、精神上の疾患・障害により判断能力が低下した人について、本人に代わって法律行為や財産管理を行ったり、本人の財産上の行為に対し、同意を与えたり、取り消したりしたりする人を選ぶことで、本人の判断を助け、利益保 …

長谷川嘉哉監修シリーズ