FPの資格を取ろうと思ったのは、半年前です。
とにかく、時間をかけたくなかったため、勉強は5月のゴールデンウイークからの3週間と決めていました。
それまでに参考書・問題集だけは準備しておきました。
しかし、ゴールデンウイークに入り、試験勉強の鉄則としてまず問題集を開けました。
しかし、さすがに、全く分野が違う世界、問題集をみても良く分かりません。
しかしそこをめげずに、問題集の解説を読みながら、参考書にチェックを入れる作業を勧めました。
さすがにそれだけで1週間以上かかり、試験に間に合うかと焦りましたが、ここがポイントとじっくり時間をかけました。
その後、チェックで塗りつぶされた参考書を読むと、比較的スムーズに知識が頭に入ります。
なぜなら、単なるエピソード記憶ではなく、“参考書のこの表現は、試験ではこのように問われている”という意味記憶に変換されているからです。
きっといきなり参考書を読んでいれば、スムーズに読み進めることはできないと思います。
そして、参考書を読んでから、再度問題集にもどると、あれだけ、何が書いてあるか理解できなかった設問が、すらすらと解けてしまいます。
一部、再度、誤答する事もありますが、それも“間違えやすい問題”として意味記憶されてしまいます。
最後の1週間は、学科試験対策から実技試験対策に重点を変えました。
合格率をみると、学科の合格率に比し、実技の合格率が低いため、比重を変える必要があると感じたからです。
実技試験対策中心にしていると、不思議と学科の知識もまとまってきました。
最終的には、あれだけ良く分からなかった知識が、出題予想までできるレベルに到達できました。
当日、学科試験は2時間のうち1時間で切り上げ、午後の実務試験に備えました。
実務試験は途中退出できませんでしたが、時間的余裕もありゆったりと取り組めました。
試験終了後、自宅で17時30分の模範解答の結果を確認すると、学科試験は9割、実務試験は満点という結果でした。
やはり、自分が今までに培った試験対策は、何にでも生かせると自信を深めることができました。
6月30日は合格証が届くと思います。