今回の目的は、あくまで“内科学の展望”への参加ですので、北野天満宮に長居はできません。
参拝が済むと、慌ててタクシーで国立京都国際会館に向いました。
12月5日は、紅葉の時期とも重なり、物凄い数の観光客が溢れていました。
そんな中で、学会に参加している自分を気の毒に思ったのか、運転手さんが“せっかく来たのだから、途中、名所を回ってあげるよ”と言ってくれました。
そして最初に寄ってくださったのが、下鴨神社でした。
知らなかったのですが、京都には世界遺産が17個もあるのですね。
そのうちの一つです。
下鴨神社には国宝に指定されている本殿2棟(上述)と重要文化財に指定されている社殿53棟があり、事実上、殆どの建造物が重要文化財だそうです。
下鴨神社の代表的な祭りとして、毎年5月15日に上賀茂神社と合同で行う葵祭は、平安時代には祭りといえば葵祭のことを意味したといわれているくらい有名で、源氏物語や枕草子にも登場するようです。
初めて訪れたのですが、あまりの凄さに驚きです。
今度は、下鴨神社だけでもじっくりと回りたいと思いました。