入院入所が、介護者の終わりではありません。

2016-03-21

介護困難な
認知症患者さんの中には
どれだけ薬を組み合わせても
どうしてもコントロールできないケースがあります。
そもそも、拒薬といって
薬を飲んでいただけなければ
内科医はお手上げです。
その上、デイサービスや
ショートステイも利用してもらえなければ
介護を担うご家族は地獄です。
介護力が乏しければ
介護者自身が体調を崩すことも多々あります。
こうなれば在宅生活の継続は不可能です。
緊急で家族会議を開いてもらって
入所・入院を検討してもらいます。

家族会議の開催にはコツがあります。
ただ、”家族で話し合ってください”では
結論が出ません。
介護に携わっていいない人ほど、
世間体や感情論から

入所・入院に反対されるものです。
そこで、会議の最初に以下の言葉を言ってもらいます。
『認知症専門医である主治医がこれ以上の在宅介護は不可能と言っています。』
こうすると最初から、議論が、”どこに入所・入院するか”の話し合いになります。


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ちなみに真剣に介護をしてきた御家族ほど
入所・入所に際して、自己嫌悪に陥られます。
その根底には
“今までの大変だった介護を放棄して、全く何もしなくなる”
と勘違いされているのです。
入所・入院しても家族は大変です。
“熱が出ました”
“転倒しました”
“他の入所さんと喧嘩しました”
など何かあれば電話がかかってきます。

『入所入院されても介護負担は少し減りますが、結構大変ですよ』
とお話しすると
かえって、ホッとされるご家族が印象的です。

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