医学博士。岐阜県土岐市を中心に9ヶ所のクリニック、介護施設、リハビリ施設を運営する医療法人ブレイングループ理事長。毎月1,000人以上の認知症患者を診療する日本有数の認知症専門医。開業以来5万件以上の訪問診療、500件以上の在宅看取りを実践している。
先日、私は休日診療所で1日診療を担当しました。驚いたのは、「もう熱はないけれど検査だけしてほしい」という方の多さです。確かに、発熱の患者さんも数多くいましたが、実際に受診された方のうち約8割は、症状はすでに改善しているに …
最近、私たちのグループホームでも「経済的理由による退所」という現実が、とうとう目の前に現れました。今回退所する利用者さんは、認知症の診断はありますが、介護度は1。日々穏やかに過ごしており、特に目立った身体的な介護が必要な …
本書では、糖質過多による「糖質疲労」から脱却し、脂質を味方につける食生活=“脂質起動”を提案。脂質は、エネルギー源として優れ、太りにくく、疲れにくい体質をつくるカギだと説きます。さらに、「オイルファースト」「カーボラスト …
ある日、突然視界の中にギザギザした光が現れ、まるで万華鏡をのぞいているようにチカチカと輝きながら波打つように動く。そして10分ほどでスッと消える。──そんな不思議な体験をしたことはありませんか?「なんだったんだろう」と思 …
今回は、認知症治療、特にアルツハイマー型認知症の新たな治療法について、最近の話題を交えながら、できるだけわかりやすく解説します。 1.「脳の中に薬を届ける」という難題 アルツハイマー型認知症の治療薬は、長い間、大きな進展 …
本書が描き出すJA対馬での不祥事は、単なる一個人の過ちとして片付けることのできない、組織と制度の深い病理をあぶり出しています。その中でも特に、「成果主義」「ノルマ至上主義」がいかに人間性を蝕み、最終的には組織そのものを崩 …
近年、アルツハイマー型認知症に対する画期的な新薬として注目されている「レカネマブ(商品名:レケンビ)」が国内でも承認され、2023年より保険適用となりました。早期のアルツハイマー型認知症において、アミロイドβを標的とし、 …
テレビ、ラジオ、新聞といったオールドメディアは、私たちの生活の中で長らく「情報源」としての役割を果たしてきました。しかし、これらの媒体がスポンサーからの収入に依存している以上、その「情報の純度」には限界があります。特に投 …
喜多川泰さんの『いただきます。人生が変わる「守衛室の師匠」の教え』を読み、私はこれまで見落としていた「当たり前」の中に潜む、本当の豊かさや生き方の本質に気づかされました。本書は、職業や年齢、経験に関わらず、誰にでも深く刺 …
日本人の多くが加入している「生命保険」。これは言うまでもなく、「死」のリスクに備えるための保険商品です。若くして亡くなってしまったとき、残された家族の生活資金を補うために保険金が支払われます。この場合、仮に長生きして保険 …