医学博士。岐阜県土岐市を中心に9ヶ所のクリニック、介護施設、リハビリ施設を運営する医療法人ブレイングループ理事長。毎月1,000人以上の認知症患者を診療する日本有数の認知症専門医。開業以来5万件以上の訪問診療、500件以上の在宅看取りを実践している。
先日、「介護施設にポルトガル語が響く時代」という内容のブログを書きました。私が協力医を務めている高齢者施設でも、外国人職員が働く姿は珍しくなくなりました。フロアにいる職員3人が全員外国人という施設もあります。今後、日本の …
茂木健一郎さんの『なごみの道 日本人はなぜ幸せなのか』を読みました。本書で語られる「なごみ」とは、単に争わない、波風を立てないという意味ではありません。自分と他人、仕事と遊び、成功と失敗、自然と人間など、異なるものを排除 …
認知症外来をしていると、本当に報われない介護を続けている方に出会います。兄弟はいても、「遠くに住んでいるから」「仕事が忙しいから」と、実際の介護は一人の娘さん、息子さん、あるいは配偶者に集中してしまう。病院への付き添い、 …
英国政府が、学校給食の基準を大きく見直すことになりました。子どもの肥満対策として、揚げ物を禁止し、高脂質食品の提供回数を制限するというものです。フィッシュ・アンド・チップスの国で、学校給食から揚げ物が姿を消すというのです …
原田マハさんの『暗幕のゲルニカ』を読みました。私は絵画鑑賞が趣味なので、美術を題材にした小説にはもともと惹かれます。しかし本作は、単なる「名画をめぐる物語」ではありません。ピカソの代表作〈ゲルニカ〉を軸に、スペイン内戦、 …
夏になると、「熱中症にならないように」とスポーツドリンクを持ち歩く方が増えます。汗をかいたらスポーツドリンク。暑い日はスポーツドリンク。そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。 確かにスポーツドリンクは、 …
私は在宅医療を20年以上続け、これまで700人以上の患者さんをご自宅で看取らせていただきました。看取りを終えたご家族から、後日お手紙をいただくことがあります。その中で、最も多い言葉があります。「先生、不安でした。でも、最 …
『空中ブランコ』は、人間の弱さや滑稽さを描きながら、それを決して否定しない小説です。真面目な人ほど、自分の失敗や欠点を許せず、苦しくなります。しかし伊良部を見ていると、もっと不格好でも、もっと開けっ広げでもよいのではない …
新型コロナウイルスの流行が落ち着き、マスクの着用は個人の判断となりました。それでも学校や外出先で、今もマスクを外さない子どもは少なくありません。暑い日でも着け続け、家族が外すように言うと強く反発する。大人から見ると、「も …
介護施設の現場で、外国人職員を見ない日はなくなりました。長谷川も15施設の協力医をしていますが、今や「外国人職員がいない施設」はほとんどありません。むしろ、どの施設でも重要な戦力となっています。先日訪問した施設では、ある …