2022-03-14 服薬管理・専門医が断言「薬の飲み忘れは認知症の初期症状」対応策は 「薬の飲み忘れ」について対処されていますか? 「たまに思い出したときに飲めばいい」と考えている方も少なくありません。 実は認知症専門外来の初診で必ずお伺いする質問があります。「服薬管理ができていますか?」です。内科医とし …
2022-03-07 認知症患者さんへの対応・時には怒っても大丈夫な理由を専門医が解説 認知症専門外来をやっていると、「先生、昨日主人を怒ってしまいました」「母の言動を否定してしまいました」と訴えるご家族がたくさんいらっしゃいます。多くの方々は「認知症患者さんを怒ってはいけない」「認知症患者さんを否定しては …
2022-03-01 夫婦一緒に介護施設への入所が難しい5つの理由を専門医が解説 先日、両親が老老介護になったため、夫婦で入れる施設を探している子供さんがいらっしゃいました。確かに、ご夫婦だけでは自宅で生活は困難なレベルでした。そのため、夫婦で入所できる施設を希望される気持ちもわかります。しかし現実に …
2022-02-10 【お薦め本の紹介】東大教授、若年性アルツハイマーになる 我々医師の中では、「医師は、自分の専門領域の病気にかかることを極度に恐れる」という言葉があります。その病気について、知り過ぎているからこそ不安も大きいからです。 今回ご紹介する、『東大教授、若年性アルツハイマーになる』の …
2022-01-25 さすがプロ!・・認知症になった蛭子能収さんと対談 2022年1月19日、「おと呆けキャラ」から「呆けキャラ」になったことを公表した蛭子能収さんと対談する機会を頂きました。自分自身は、著書「ボケ日和―わが家に認知症がやって来た!どうする?どうなる?」のなかで、介護者の立場 …
2022-01-21 医者はなぜ結論を先に言わないのか? 先日、突然飛蚊症になったため一人の患者さんとして眼科を受診してきました。朝7時45分に病院に到着するととすでに10人ほどの方が並んでいます。8時には扉があき、8時15分には、視力検査が開始。診察室も6診までありものすごい …
2021-12-28 認知症の新薬「アデュカヌマブ」はなぜ認可されなかったのか? 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の専門家部会は2021年12月22日、アルツハイマー認知症の新薬「アデュカヌマブ」について、「現時点のデータでは、有効性を明確に判断することは困難」として承認を見送りました。以前から「アデ …
2021-12-27 高齢だからと諦めない「頻尿」の原因と治療・放置は重症化のリスクも 日々の外来では、頻尿を訴えられる患者さんが多くいらっしゃいます。一口に、頻尿と言っても様々で、一日中訴える方から、夜間のみ頻尿を訴えられる患者さんもおります。夜に一時間ごとにトイレに行くような状態でも、「年だからしょうが …
2021-12-21 アルツハイマー型認知症が血液検査でわかる日が来る? 血液検査で認知症の早期診断を行う技術が開発されています。今現在の医療では、ある程度症状が進行しないと認知症の診断はできませんが、もし、発症前に血液検査で認知症が診断できれば、早期治療につながります。今回の記事では、血液検 …
2021-11-24 認知症治療の新星「ジンジパイン阻害薬」は特効薬ではないが重要と考えられる理由 最近特定の歯周病菌が分泌するタンパク質分解酵素(以下:ジンジパイン)がアルツハイマー型認知症の発症・進行に関与しているという研究結果が明らかになりました。その結果、ジンジパインの働きを阻害する薬が認知症の発症を予防する可 …