2020-11-04 握力低下は万病のもと・握る力を鍛えて健康を維持しよう【専門医が解説】 2020年9月にスポーツ庁が、昨年度の体力・運動能力調査で、20〜64歳の方は、最近10年間で男女、すべての年代で握力が低下している傾向を明らかにしました。たかが、握力と思ってはいけません。握力は、多くの疾患との関連がわ …
2020-10-27 医師が提言・帯状疱疹ワクチンが効果的で接種すべき人とは 帯状疱疹の患者さんが増えています。帯状疱疹は、神経の走行に沿って水泡が出現し、痛みを伴います。痛みは相当なもので、長期にわたって不快な感覚障害を残すこともあります。そんな帯状疱疹には出来れば罹りたくないものです。 最近外 …
2020-10-20 骨粗しょう症は糖尿病の合併症・・予防と対策を専門医が解説 骨粗しょう症という骨がもろくなる病気は、よく知られています。骨粗しょう症により骨折をすると、それをきっかけに認知症が進行したり、日常生活動作が低下して寝たきり状態にまっしぐらです。そのためにも骨粗しょう症は予防・改善した …
2020-10-16 初めての当直の思い出・・・顎が外れた!? 医師としての最初の当直は相当に緊張します。最初の数回は、先輩ドクターと一緒ですが、一人で行う当直は、今でも記憶に残るほどです。「心筋梗塞の患者さんが来たら?」、「脳出血の患者さんが来たら?」、「腹痛の患者さんが来たら?」 …
2020-10-14 死亡リスクが4割増加!?コロナ禍による「座りっぱなし」の危険性を専門医が警告 コロナ禍による、在宅ワークが増えている方が多いのではないでしょうか? そうなると、運動不足になり、どこか体調不良になりがちです。しかし、座りっぱなしは、それ以外にも多くの弊害をもたらします。そんな時に、仕事の合間にちょっ …
2020-10-06 検診でおなじみ・アルブミン値は、高齢者の健康にとっても大事な指標である理由 高齢者を中心とした当院では、「最近お婆ちゃんの食事量が減っているのですが大丈夫でしょうか?」という質問を良く受けます。そうすると我々医師は、血液検査をして血中のアルブミンを測定します。その結果、「食事量は減っていても栄養 …
2020-09-25 「頭痛に至らない前兆のみの片頭痛」とは?脳神経内科専門医も経験する症状を解説 私は、数年に一度、片頭痛のなかでも「頭痛のない前兆のみの片頭痛:aura (=前兆) without headache」が出現します。この疾患は、片頭痛の一種ですが、頭痛がありません。「頭痛がないのに片頭痛?」と思われる …
2020-09-15 新型コロナとインフルエンザの同時流行にいかに立ち向かうか?【認定内科専門医が解説】 新型コロナ禍が収まる気配がみえません。例年、秋から冬場に向けてインフルエンザは大流行します。新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスも発熱などの症状から、簡単に鑑別はできません。そんな2つの疾患が同時に流行したら医療現 …
2020-09-09 脳神経内科専門医が短期間で承認されるコロナワクチンを接種したくない理由 世の中には、現在の新型コロナウイルス禍はワクチンの開発ですべて解決すると考えている人がいます。しかし、これは間違いです。インフルエンザウイルスに対しては、ワクチンも開発され多くの方が接種しています。しかし、毎年多くの患者 …
2020-09-08 ○○○○歩くが認知症を予防する・認知症専門医がお勧めする運動のコツとは コロナ禍で運動不足になっている高齢者が増えています。しかし、運動不足は認知症にとってはリスクの一つです。逆に、適切な運動は認知症を予防します。運動と言っても特別なことは不要です。歩くだけで十分なのです。逆に歩く以上の運動 …