認知症は“脳の絶縁体”ミエリン障害から始まるのか

アルツハイマー病といえば、「アミロイドβが脳に蓄積する病気」という説明を耳にしたことがある方は多いでしょう。しかし、近年の研究では、「なぜアミロイドが蓄積するのか」という根本的な原因に注目が集まっています。今回ご紹介する …

「壊れた脳」は再生できるのか――ミクログリアが開く新時代

脳卒中は、日本人の要介護原因として今なお非常に大きな位置を占めています。命が助かっても、半身麻痺、言語障害、高次脳機能障害などの後遺症が残り、「以前の生活に戻れない」という現実に直面する患者さんは少なくありません。 一方 …

睡眠は気合では治らない――体内時計を動かす新薬の時代へ

私たちは普段、「朝になったら起きて、夜になったら眠る」という当たり前の生活を送っています。しかし、そのリズムを支えているのは単なる習慣ではありません。体の中には“体内時計”という精密な仕組みが存在しているのです。ところが …

もう立たなくていい―“座って前傾”で出し切る排尿術

外来で非常によく受ける質問の一つに、「座って排尿した後に立つと、まだ結構出るのはなぜか?」というものがあります。多くの方が違和感や不安を覚えますが、これは決して珍しい現象ではありません。むしろ、加齢に伴う身体の変化の中で …

エビデンスだけでは健康になれない

近年、医療の世界では「エビデンス(科学的根拠)」が非常に重視されています。これは当然の流れであり、根拠のない治療や迷信的な健康法によって患者さんが不利益を被らないためには不可欠な考え方です。 しかし一方で、外来診療を続け …

長谷川嘉哉監修シリーズ