毎月1,000人以上、各種認知症患者さんを診療。専門医による認知症予防や高齢者医療、介護生活に役立つブログです。

資格取得のための、記憶を理解した勉強法③

グループ学習を取り入れ、過去問重視で参考書を勉強する際に気をつけることは、 “簡単に流して、繰り返す” ということです。 これも真面目な方に多いのですが、 “一つのことにじっくりと時間をかけて” 取り組む方が見えます。 …

資格取得のための、記憶を理解した勉強法②

試験勉強の際、分厚い参考書をいきなり読み始め、直ぐに挫折される方が見られます。 実は、試験勉強は、問題集、特に過去門からはじめるのが鉄則です。 ご存知でしたか? 資格試験等を取得する際には、当然の勉強法ですが、案外のこの …

資格取得のための、記憶を理解した勉強法①

先週は、記憶についてのお話をご紹介しました。 今週は、記憶を理解した上での、資格試験等の取得に向けた勉強方法をご紹介します。 受験や資格試験の際には、いわゆるまじめで教室でも一番前に座り、もちろん欠席もしない人が、案外試 …

即時記憶の短期記憶化さらには長期記憶化

情報を脳内に記憶として保存するにはいくつかの段階があります。 たとえば電話番号などの数字を数秒間覚えるような、極めて短時間の記憶を、即時記憶といいます。 これは大脳皮質前頭葉を中心に行われます。 通常ではこのような電話番 …

エピソード記憶の意味記憶化

記憶には種類があります。 頭で覚える記憶としては、 「昨日Aさんと上野動物園に行ってパンダを見ました。」 というような、日常に起こるエピソードの記憶、 「パンダは熊のような動物で、目の周りが黒く、笹が好物である。中国の四 …

情報のインプットとアウトプット

今回は、記憶についてお話します。 記憶を理解する事で、頭の上手な使い方をマスターしましょう。 記憶とは、新しい経験を脳内に保存し、後になって再生する一連の機能をさします。 我々は、母親の体内にいる時から、毎日新しい情報を …

数字でワクワク

私は、数字が大好きです。 経営者達の中には、数字が苦手という人もいます。 自分自身、なぜ、数字が好きなのかを考えた事があります。 先回、自分の数字の概念はソロバンの玉だと紹介しました。 つまり数字を考える際は、右脳のイメ …

そろばんと左右の脳

通常、計算といった論理的な作業は左脳が司ります。 しかしソロバンの場合は少し面白い現象が起こります。 私自身はソロバンが1級なのですが、2級の頃に自分の数字の概念が、ソロバンの玉になっていることに気付きました。 同じく1 …

左脳

今回は、脳の3層構造のうち“理性脳と呼ばれる大脳皮質”についてのお話です。 大脳は脳梁を挟んで左と右に分かれていて、それぞれ働きが異なる事が証明されています。 左脳は主に言語や計算といった論理や分析を司っています。 この …

脳の3つの領域 “情動脳と呼ばれる大脳辺縁系”

扁桃核は快・不快の感情を司っています。 辺縁系の海馬を中心にインプットされている記憶データを動員して瞬時に好き・嫌いを判断しています。 人間は、この扁桃核の判断で好きな事柄に対しては積極的になり、嫌いな事柄に対しては消極 …

error: Content is protected !!
長谷川嘉哉監修シリーズ
長谷川嘉哉監修シリーズ