道具とのコミュニケーションがボケを遠ざける

2015-12-04

平成27年11月30日にサンマーク出版から
親ゆびを刺激すると 脳がたちまち 若返りだす!』
が出版されました。本の中から、少しご紹介します。

日常的な動作に注意を払うことで、またちがう発見もあります。
例えば、ペットボトル。
各メーカー、さまざまな飲料のペットボトルを発売していますが、
その用途、役割に合わせて、手になじむようにデザインされています。

道具の形状、重さ、手ざわりに注意を払うことは、
そのまま脳の感覚野に働きかけます。
無意識だった動作に意識的になるだけで、
道具からもプラスの刺激を得ることができるようになるのです。


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いま、あなたのいる部屋にもたくさんの道具があることでしょう。
その道具たちはどんな手ざわりなのか。
親ゆびとの接点は小さいのか、大きいのか、硬いのか、
やわらかいのか、つるつるしているのか、ざらざらしているのか。
そんな視点をもつだけで、発見し、感じる機会は飛躍的に増えていきます。
そして、それはそのまま脳を活性化させるチャンスとなります。

認知症の予防対策として、「多くの人とコミュニケーションをとりましょう」
というアドバイスがあります。
友人との雑談、家族とのにぎやかな生活は
たしかにボケを遠ざける効果があります。
しかし、一方では、口数も少なく、性格的にひとりでいることが好きな人が、
シャキッと明晰なまま老後を過ごしているケースも多々あります。
そういった方々の暮らしぶりをくわしく聞いてみると、
皆さん、日常生活をていねいに過ごしている、という共通点がありました。
愛用の道具をつかい、1回1回の食事を大切にし、
身のまわりの掃除を欠かさず、きちんと手を動かしている。
すると、日用品とふれる接点である親ゆびや手のひらから脳が刺激を受けます。
言わば、道具とのコミュニケーションによってボケを遠ざけているわけです。

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