本日の新聞記事です。認知症専門医の中では知られたことです。認知症の患者さんは結構高速道路を逆走します。もしあなたが、そこに出くわしたら、かなりの確率で命を落とします。
そこで知っておいてほしいデータがあります。認知症の患者さんは9割以上の確率で左側に寄って走行します。
つまり、皆さんが走行している“追い越し車線”を逆走してくるのです。
逆走してくる車を見つけたら、すぐに左側の“走行車線”に戻りましょう。
知らないと命を落としかねない重要な情報でした。
高速逆走、65歳以上7割 多発地点に標識など対策 道路会社6社
東日本高速道路など高速道路会社6社は10日、2011~13年に高速道路を逆走した車のうち、65歳以上のドライバーが68%を占めたとする調査結果を公表した。各社は逆走の多かった全国33地点のインターチェンジ(IC)やジャンクション(JCT)で、進入禁止を示す大型の標識を設置するなどの対策をとる。
逆走した車が警察に止められたり、交通事故を起こしたりしたケースは3年間で541件あった。ドライバーの年代別では30~64歳は24%、30歳未満は7%で、65歳以上が7割近かった。認知症の疑いがある人は37%に上った。時間帯は昼間が57%、夜間が43%だった。