医学博士。岐阜県土岐市を中心に9ヶ所のクリニック、介護施設、リハビリ施設を運営する医療法人ブレイングループ理事長。毎月1,000人以上の認知症患者を診療する日本有数の認知症専門医。開業以来5万件以上の訪問診療、500件以上の在宅看取りを実践している。
先日、当院の外来に、美容目的で顔に注射を打ったら、「子供がお母さんの顔が怖いといって泣いてしまう」という理由で患者さんが受診されました。初診の患者さんでしたから、以前の顔を知りませんが、顔全体がつっぱた感じで、目は大きく …
私は丙午(ひのえうま)の早生まれです。そのため、一学年下の生徒数が極端に少なかったことを、当時から実感していました。その理由が、単なる迷信にすぎない「丙午」であることはなんとなく知っていたものの、明治時代にはこの迷信の影 …
岸田首相の肝いりで始まった「新しいNISA制度」は、長期投資を促すことで国民の資産形成を後押ししようという点で、非常に好感の持てる取り組みだと感じていました。しかし、やはりというべきか、従来の制度では認められていなかった …
公的介護保険制度と言いながら、臨床の現場では、介護度の基準はバラバラです。「介護の必要な人に限って、なぜか要支援!」、「それほど介護が必要でない人なのに、要介護?」。毎日、介護度の結果に怒ったり、喜んだりしています。今回 …
私たちはつい、個人の症状に注目してしまいがちです。しかし、実は一人ひとりを見るよりも、「集団」として人間を捉えたほうが、健康の本質をより深く理解することができます。60年以上にわたって日本人を定点観測してきた研究から導き …
介護が必要になる将来に備え、民間の介護保険に加入する方が増えています。「公的な介護保険だけでは不安…」という思いは、多くの人に共通するものです。しかし近年、認知症と診断されてから慌てて民間の介護保険に加入しようとする方が …
爪白癬(つめはくせん)という病気をご存知でしょうか? 爪水虫というと分かりやすいと思います。カビの一種である白癬菌は、皮膚では痒みや皮のめくれといった水虫の症状を引き起こします。その白癬菌が爪に入ると、爪白癬を発症します …
以前は、「なぜ彼らは、こんなにもだらしないのか?」と感じていた著者。しかし、自身が脳梗塞を発症し、後遺症として「高次脳機能障害」という認知機能の障害が残ったことで、かつて取材で「なぜ」と疑問を抱き続けていた人々と、まさに …
「アニサキスアレルギー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。最近、知人がこのアレルギーによって日常生活に大きな制約を受けていることを知り、改めてその深刻さに気づかされました。 正直なところ、私自身もつい最近まで「内視 …
映画を観ることと、テレビを見ることは、一見同じことのように思われがちです。しかし、映画を観ることは能動的で、受動的にテレビを見ることと大きく異なります。そのため、認知症の予防にもつながりますから、豊かな人生を過ごすために …