医学博士。岐阜県土岐市を中心に9ヶ所のクリニック、介護施設、リハビリ施設を運営する医療法人ブレイングループ理事長。毎月1,000人以上の認知症患者を診療する日本有数の認知症専門医。開業以来5万件以上の訪問診療、500件以上の在宅看取りを実践している。
今回は、認知症とうつ病のお話を紹介します。 認知症を疑う場合、鑑別診断には、うつ病は必ず加えます。 高齢になって急に元気がなくなり、反応が鈍くなる。 ご家族としては当然“呆けてしまった”と考えるようです。 その場合、やは …
実際に認知症予防に運動機能を取り入れようとする試みも始まっています。 東京都では物忘れが気になる65歳以上の高齢者200人を対象に、ウォーキングなどの簡単な運動で認知症を予防する実証事業を実施するようです。 統計学的に有 …
加齢などで一度減った神経細胞は元に戻らないというのが従来の脳研究の常識でした。 その点から先回紹介した運動で海馬の神経細胞が増殖をしている研究結果は画期的なものでした。 しかし海外では、運動で脳の働きが良くなることは、こ …
「運動をすると脳の神経細胞が新しくできて、認知能力が保たれる可能性がある」 と指摘されています。 マウスを使った実験で、脳の海馬の神経細胞のもとになる細胞の数が、運動をしない高齢マウスに比べて2.4倍になっていたようです …
認知症の患者さんに関心を持たれたご家族は、自宅でも皆で対応してくれます。 孫も含めた家族が、患者さんに声かけをします。 同居していなければ、電話をかけたり、休みの日に訪問します。 介護保険も積極的に利用します。 多くの患 …
遠方から来院される患者さんは、ご家族と一緒に来院されます。 ご家族に付き添われた患者さんは心なしか嬉しそうです。 1時間前後の移動時間の中、いろいろな会話をされてきたようです。 ご家族の中には、会話のなかで、認知症の進行 …
当院の土曜日の外来は、遠方からの患者さんが多くなります。 通常の開業医の場合、内科では営業エリアは500m、整形外科等で1-2kmと言われています。 そのような中、50km以上も離れ地域から当院に受診、その後定期通院して …
先回まで、紹介したように、認知症の介護においてグループホームは一つの理想だと思われます。 しかし実際は、いくつかの問題があります 運営する業者によって差がある点です。 現在、当院では、4箇所のグループホームの協力医をして …
両親を施設にいれるには、悩みや葛藤があるようです。 しかし認知症の在宅介護はいつ終わるとも知れないものです。 そこに、入居を決心するまでの葛藤、入居されてからの罪悪感が生まれます。 しかし、認知症患者さんが、自宅で刺激も …
先回まで、介護保健施設や有料老人ホームのお話しをしました。 今回はグループホームのお話をします。 グループホームは、正式名称を認知症対応型共同生活介護といいます。 グループホームとは、認知症高齢者の方が少人数(最大9人) …