2021-11-18 【お薦め本の紹介】認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本 認知症専門外来をやっていると、同じ事柄でも、深刻に捉えてしまうご家族と、笑いにしてしまうご家族があります。長期戦になる認知症介護においては、できるだけ笑いにしてしまいたいものです。その点、〝おとぼけキャラ〟から「おと」が …
2021-11-04 【お薦め本の紹介】事件でなければ動けません 困った警察官のトリセツ できれば警察とは関わらずに生きていきたいものです。しかし、最近のストーカーまがいの延長による凶悪犯罪を目にすると、警察とのかかわり方も勉強する必要があります。元警察官の古野まほろさんの『事件でなければ動けません 困った警 …
2021-11-02 認知症患者さんの「罵声・暴言」その理由と専門医の対処方法は 先日も患者さんに、「医者は患者さんに説明する必要がある」、「先生は何も説明してくれない」、「こんな先生には二度とかかる必要がない」と罵声・暴言を浴びせられました。ご家族は、とても申し訳なさそうに、平謝りです。しかし、認知 …
2021-10-22 認知症患者さんの不動産売買の可否について専門医が解説 認知症専門外来をやっていると、ご家族から「認知症患者さん名義の不動産売買の可否」について質問されることがあります。認知症患者さんの名義の不動産を隣地の方が購入を希望されることが思いのほか多いのです。今回の記事は、FP資格 …
2021-10-20 高齢者の歯の「残根処置」・医科歯科連携で認知症対策 先日、敷地内の歯科医に受診された認知症患者さんのご家族から、質問を受けました。「歯科の先生から、残根歯を抜くことを勧められたのですが、迷っています」とのこと。さらに、「痛みも何も訴えないので様子見でいけないでしょうか?」 …
2021-10-11 治る認知症…慢性硬膜下血腫について。専門医でもCTを撮らないと分からない、とは 認知症の外来では、「認知症が1~2か月で進行した」といって受診されるご家族がいらっしゃいます。しかし、認知症が1~2か月で進行することは、殆どありません。認知症という病名は、あくまで症候群であり、その中に100を超える原 …
2021-10-04 甲状腺機能低下症は治る認知症!医師でも難しい鑑別と治療方法を解説 「意欲が失われ、表情もない」「動きもゆっくりで、足元がおぼつかない」「記憶力低下もあるようだ」。 一般の方はこれで「認知症だ」と思われるかもしれません。 しかし、認知症に間違えられる疾患がいくつかあります。認知症じゃない …
2021-09-27 見当識障害・認知症専門医が伝える症状、治療法、対応のコツ等全知識 最近、父の「物忘れ」が多くなってきたようだ。「オヤジもそろそろ認知症かも…」と思って医師の診察を受け、一言。 「お父さんは少し認知症の傾向がありますね。見当識障害も見られます。まあよくある認知症の症状ですよ。」このように …
2021-09-24 残された家族が困らないためのエンディングノートの薦め 人生の最期には、できるだけ苦しまずに穏やかな最期を迎えたいものです。そのために、できるだけ家族にその希望を伝えたいものです。しかし、健康なうちに、残される家族に伝えることは難しいものです。 そのため、実際に人生の最期の状 …
2021-09-20 専門医が警告!「通帳が見当たらない」「再発行したい」は認知症かも 認知症の患者さんへの初診の質問では、「金銭管理は出来ていますか?」を必ず伺います。認知症の患者さんは金銭管理ができなくなるからです。例えば「通帳を紛失した」「ATMが使えなくなった」「下ろしたお金を銀行に忘れてきた」など …