急激に進行する認知症患者さんの入所をためらわないで

先日、急激に進行する認知症患者さんで、家族が入所をためらっているうちに、どこの施設からも入所を断られるケースがありました。主治医として、ご家族には診察のたびに入所を進めていたのですが、説得しきれませんでした。「できるだけ …

脳血管障害の患者さんは専門医でのフォローが大切な5つの理由

脳出血や脳梗塞といった脳血管障害を発症すると急性期病院に入院をします。そのまま退院する人もいますし、さらに慢性期リハビリ病院に転院する方もいますが、最終的には自宅に退院されます。その際に、深く考えずに専門医でない医療機関 …

認知症予防のために早めの補聴器利用を

先日89歳の父親が、眼鏡屋さんに眼鏡の調整に行ったついでに聴力を測定、軽度に聴力の低下が指摘されたため補聴器を購入してきました。家族としては普通に会話していても聴力の低下に気が付かないレベルでした。しかし、父親曰く、「補 …

【お薦め本の紹介】板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

私は絵画の収集が趣味です。その中でも棟方志功さんの釈迦十大弟子の両脇を飾る、普賢菩薩と文殊菩薩を時間とお金をかけて購入できたことは人生に彩を与えてくれています。今回の原田マハさんの小説では棟方志功さんの奥様の視点から描か …

医療業界3つの難民に対する水素吸入療法の可能性

最近、医療業界には3つの難民がいることを感じます。この場合の難民の意味は「患者さん自身が望む満足な医療サービスを受けられない」という意味になります。水素吸入療法はそのすべてを解決するとは言えませんが、少しでも現状を改善す …

長谷川嘉哉監修シリーズ