2026-07-05 実技試験合格でも事故率2.8倍―高齢ドライバー制度はもう限界 高齢ドライバーによる交通事故が社会問題となって久しくなります。現在、75歳以上で一定の交通違反歴がある方は、免許更新時に「運転技能検査」を受けなければなりません。この制度は、「運転ができるかどうか」を確認するために202 …
2026-06-30 「歯科医院はコンビニより多い」に感じる知的怠慢 テレビや新聞で歯科医療に関する話題が出ると、決まり文句のように使われる表現があります。「歯科医院はコンビニより多い」。皆さんも一度は耳にしたことがあるでしょう。確かに数字だけを見ればその通りです。しかし私はこの言葉を聞く …
2026-06-21 専業主夫が30年で3倍!妻に養われる夫が急増する理由 会社員の妻に扶養される「第3号被保険者」の男性が30年で約3倍になり、2024年度末には13万人を超えました。かつては珍しかった「専業主夫」や「妻が主たる稼ぎ手」という家庭像が、いまや特別なものではなくなりつつあります。 …
2026-06-09 認知症で寝たきりでも身体障害者手帳はもらえない? 外来で認知症の患者さんを診ていると、ご家族からよく受ける質問があります。「先生、母は認知症で寝たきりになっています。身体障害者手帳はもらえますか?」 ご家族から見れば当然の疑問です。実際に動けず、食事も介助が必要で、会話 …
2026-05-05 “診察なしで処方する時代”は正しいのか―オンライン診療という危うい幻想 近年、オンライン診療は急速に普及しました。特にコロナ禍を契機として、「通院せずに診療を受けられる」という利便性は、多くの患者にとって魅力的な選択肢となっています。しかしその一方で、現場の医師として強い違和感を覚える場面が …
2026-04-28 なぜ現役世代だけが取り残されるのか―高額療養費制度“2万1000円の壁” 「医療費がどれだけ高額になっても、ある程度で止まる」この安心感は、日本の医療制度の大きな柱の一つです。その中心にあるのが高額療養費制度です。がん治療や手術、長期入院など、医療費が大きく膨らんだ際に自己負担額に上限を設ける …
2026-04-22 歯科医師国保に潜む“経営者の都合” ―社会保険との決定的な違い 歯科医院で働くことを考えている方の中には、給与や勤務時間だけでなく「社会保険」がどうなっているのか気になる方も多いのではないでしょうか。特に注意しなければならないのが「歯科医師国保(歯科医師国民健康保険)」です。一見する …
2026-04-01 歯科医師国家試験は「正常」なのか― 毎年1000人以上が脱落する構造的問題 ― 2026年3月、医師・歯科医師国家試験の合格発表が行われました。結果は非常に象徴的です。 医師国家試験:合格率 91.6% 歯科医師国家試験:合格率 61.9% この数字をどう見るか。私は率直に言って、歯科医師国家試験の …
2026-03-30 認知症高齢者を狙う「訪問買取」の現実 今回は、患者さんのご家族から実際に伺った、非常に考えさせられる出来事を紹介します。これは決して特別な話ではありません。むしろ、どこの家庭でも起こり得ることです。認知症の方がいる家庭だけの問題ではなく、これから誰の家庭にも …
2026-03-18 クラブラウンジに映る「アルコール文化の世代交代」 ホテルのクラブラウンジは、私にとって静かな思索の場です。軽食をつまみ、炭酸水やコーヒーを片手に、ゆったりと時間を過ごす。イブニングサービスではアルコールが飲み放題になることが多く、ラウンジの雰囲気は一気に華やぎます。 私 …