2025-11-03 税金でバレる!本当の成功者は目立たない テレビ番組で「芸能人の豪邸特集」や「成功者の夢の家」を見るたびに、私はつい職業柄、別の視点で考えてしまいます。10億円を超えるような大豪邸に住むというのは、単純に「お金持ち」という話ではありません。むしろ、「税金をどう処 …
2025-10-31 【お薦め本の紹介】『じゃあ、あんたが作ってみろよ』 谷口菜津子さんの『じゃあ、あんたが作ってみろよ』がドラマ化されました。タイトルだけを見ると挑発的に聞こえるかもしれませんが、実際の作品は「作る」という行為を通して、人が人を理解しようとする温かい物語です。ドラマも非常に見 …
2025-09-24 【警鐘】湿布は「タダ」じゃない 〜医療財政を圧迫する無意識の負担〜 外来診療をしていると、よくある光景があります。診察が終わるとすかさず患者さんがこうおっしゃいます。「先生、湿布多めにください。できれば○○袋分。」実際、痛みの訴えとは別に、湿布の希望だけで外来を受診される方も少なくありま …
2025-06-02 定年は危険!生涯仕事を続けることのメリットを脳神経内科専門医が解説 医師として、高齢者の方の診察をしていると感じることがあります。何歳になっても、仕事をしている方は、頭も体もとても元気です。そのうえ、認知症になっても、長年従事してきた仕事は、継続できている点も驚きです。「早く引退したい、 …
2025-05-21 社会人基礎力としての「課題発見力」・・医学部同窓会で 先日、久しぶりに医学部時代の同窓会に参加しました。卒業してからすでに35年経ち、皆それぞれの分野で活躍し、すでに第一線から引退した人もいれば、今なお多忙な日々を送っている人もいます。驚くべきは、その多くが“今なお成長を続 …
2025-05-09 【お薦め本の紹介】ひのえうま~江戸から令和の迷信と日本社会 私は丙午(ひのえうま)の早生まれです。そのため、一学年下の生徒数が極端に少なかったことを、当時から実感していました。その理由が、単なる迷信にすぎない「丙午」であることはなんとなく知っていたものの、明治時代にはこの迷信の影 …
2025-01-20 2025年問題の次に訪れる、就職氷河期世代による2040年問題とは? 介護の現場では、2025年問題が取りざたされています。2025年問題とは、「団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念されている問題」です。しかし、2 …
2025-01-06 2025年問題とは・専門医が予想する構造の変化と自分を守る対応法 2025年問題をご存知でしょうか? 端的に言えば、「後期高齢者が急増する。それに伴い産業構造が著しく変化する」ということです。 医療や介護の現場では、以前から2025年問題を意識しています。今、後期高齢者じゃない50〜6 …
2024-11-13 103万円の壁よりも、社会保険加入のメリットを知って積極加入を 国民民主党の大躍進により、公約である「年収103万円の壁の是正措置」が脚光を浴びています。所得税の非課税枠を103万円から178万円へ引き上げた場合の減税効果は、多くの国民にとっての手取りの増加につながります。一方で、「 …
2024-10-23 マイナ保険証はメリットだらけ マイナンバーカードの健康保険証(以下マイナ保険証)の利用はすでに始まっています。当院でも令和6年4月より積極的にマイナ保険証の利用をお願いして、現在は3割程度の方に利用いただいています。マスコミはすぐにネガティブな情報ば …