コンサルも公私混同?

2015-08-26

公私混同の一つとして、ブレイングループの経営プロデュースがあります。簡単に言うと医師・歯科医師むけ経営コンサルです。自分自身が経営者として学んできたことを、役立ててもらっています。医師によるコンサルですが、徹底して会計を検討します。月次決算の分析から始まり、いずれは中期経営計画による5年後の決算書作成を目標とします。

医師は数字に弱いと思われているようですが、自分は得意であるだけでなく大好きです。数字を見ているだけで、イメージが湧きワクワクしてきます。人間は口では嘘を言いますが、数字は嘘を言いません。口ではスタッフのためと言いながらも、労働分配率が過少であれば、言葉を疑ってしまいます。経費の中で、自分の飲食代?と思われるような接待交際費・会議費が混じっていることもあります。貸借対照表を見れば、より経営姿勢が分かります。スタッフは使わない会員権や、高価な車が計上されていれば、ばれてしまいます。

これらの元になるのが、複式簿記に基づいた決算書です。決算書の不備があると、正しい判断ができません。税理士さんに作り直しをお願いしたり、会計事務所を変えていただくことさえあります。会計は、対象としている医師や歯科医師の日々の診療からすれば簡単なものです。経営者が会計を理解すると、経営状況は劇的に改善します。


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


経営状況が悪いとスタッフへの不満も出るものです。しかし、経営状況が改善すると、スタッフに感謝するようになり、教育にも力を入れ、職場環境がさらに改善するのです。それこそがコンサルの醍醐味と言えます。毎日、公私混同しながら仕事を楽しませてもらっています。

 

error: Content is protected !!
長谷川嘉哉監修シリーズ