柿が赤くなれば、医者が青くなる

2015-01-30

私の柿好きは、以前のブログでも紹介させていただきました。最近では、患者さんにもよく知られてきています。そのため、手作りの干し柿や、完熟した柿をいただきます。先日も、『本当に、こんな気持ち悪い柿でもよいのですか?』と言って完熟柿をいただきました。柔らかい柿が苦手な方には、理解できないようです。ちなみに、気持ち悪いといって頂いた柿は、まだ包丁で剥けるレベルでした。自分にとってはまだまだです、そこから4週間ほど熟成させ、両手で持たないと崩れてしまうほどになって、美味しくいただきました。このように、私はスプーンで食べるぐらい柔らかくなった完熟柿が大好きです。

ちなみに、柿は和菓子の元となった果実だそうです。その為「和生菓子の甘さは干し柿をもって最上とする」とされているようです。多くの方は、完熟の柿が苦手なようですが、丸ごとが無理でもヨーグルトにでもかけてみてください。ジャムの甘さとは違った上品さがあります。

再度、柿の効能をご紹介します。柿は栄養価が高い果物で、「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われています。柿の主成分は糖質で、ブドウ糖、果糖、蔗糖を多く含み、エネルギーに変換されるのが早いのが特徴です。ビタミンCを多く含み、β-カロテン、ビタミンB6、カリウム、食物繊維など各栄養素をバランス良く含んでいます。


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


生柿は、大きなものなら1個食べるだけで1日に必要なビタミンCが摂取できます。カロテンはビタミンAになって、目の角膜や粘膜、全身の上皮組織を健康に保つ働きがあると共に、免疫機能を守り、成長を促進する作用があります。ちなみに完熟した柿は、糖組成が変化し果糖が増加することでとても甘く感じます。しかし、果糖は、ブドウ糖などに比べて甘味を強く感じますが、完熟後もカロリーはさほど変わりません。

私が、あまり風邪をひかずに元気なのは、冬にはほぼ毎日柿を食べているからかもしれません。皆様もぜひ柿を食べて、寒さを乗り切りましょう。

error: Content is protected !!
長谷川嘉哉監修シリーズ