平成25年9月22日(日)、第46回日本薬剤師会学術大会のランチョンセミナーで『100㎞圏内から患者さんが集まるクリニック~認知症をいかに診断治療しているか~』の講演をさせていただきました。学会には12000人ほどの人が集まっており、開場である大阪の国際会議場は凄い熱気でした。その中でも、約200名の方々が、ランチョンセミナーに参加いただけました。平気で遅刻・早退する医師の集まりと違い、最初から最後まで真剣に聴いていただき、とても心地よいセミナーとなりました。
セミナー内容は、“認知症の進行度別の治療法”“4種類の抗認知症薬の使い分け”などには、特に関心が高かったようです。学術的な話だけでは眠くなるので、新刊の『公務員はなぜ認知症になりやすいのか』からも少し紹介させていただきました。そうすると、“反応良く笑ってくれる人”と“複雑な表情をしている人”に分かれていることに気が付きました。考えてみると薬剤師さんとして参加されている中の、一定数は公的な病院で公務員として働かれているのでした。
やはりこの本の題名は、少し過激であるのかも知れません。”公務員を敵に回した?“とも言われます。それでも、好感・反感どちらでも良いので手に取る”きっかけ“になってもらえれば嬉しいです。内容は、是非多くの方々に知っていただきたいオーソドックスなものですから・・・。
今回、貴重な機会を頂いた、アサヒフードアンドヘルスケア株式会社および日本薬剤師会学術大会の方々に感謝です。