毎月1,000人以上、各種認知症患者さんを診療。専門医による認知症予防や高齢者医療、介護生活に役立つブログです。

若いころは、低血圧だった!

血圧は、年齢とともに上がります。 その中でも、遺伝的素因を持った人は 50歳前後で、高血圧を発症します。 そのため、降圧剤がない時代、 高血圧の素因を持った人は 50歳前後で亡くなっていたのです。 昔は、日本人の死因の第 …

女子高生を嫌う人はいない!?

以前、”もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら” (通称もしドラ)の著者岩崎夏海さんのお話で 『世の中に17歳女子高生を嫌う人はいない! だから、主人公を女子高生に …

歯周病予防は認知症予防

歯周病というと歯科医の領域と思われがちです。しかし、最近では歯周病こそが多くの内科疾患の原因であることがわかってきています。もともと、口の中には、100億の細菌がいます。(肛門にいる菌の数より多く、清掃状態が悪い人は1兆 …

1日1.5ℓの唾液は凄い

皆さん、唾液は1日どれ程の量が分泌されるかご存知ですか?この量は、1日1.5リットルになります。当たり前に分泌されている唾液ですが実は、多くの働きがあります。いくつかご紹介します。 ① 風邪などの細菌が体に入らないように …

一噛み3.5ml 

認知症専門医として噛むことは相当に重要です。 なんと、1回噛むごとに3.5mlの血液が脳に送り込まれるのです! 噛むことで脳への血管に圧力が加わり、血液が流入するのです。 さらに、口の周りにある口輪筋といわれる筋肉は、 …

理想の最期

1000名以上の死に立ち会った経験から理想の最期とは・・食事が摂れなくなった場合最低限の検査をして食事が摂れなくなる医学的な原因がないことを確認。その後、2-3日点滴を施行。しかし、経口摂取は改善しない。この場合は、患者 …

食事がとれなくなったら最期

高齢の患者さんが食事が摂れなくなると『どうして食事がとれないんですか?!』と強く質問されるご家族がいらっしゃいます。そんな時は、『人間は最後は食事が摂れなくなり、お亡くなりになります』と説明します。そんな当たり前の説明で …

生き方上手は、死に方上手

聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生が、105歳で平成29年7月18日にお亡くなりになりました。18年前に本当にわずかですが、日野原先生とNHKの全国ニュースでご一緒したことがあります。 開業前に勤務していた名古屋市厚 …

やめられないとまらない

私のコンサルは、“数字で始まり数字で終わります”何しろ、”数字は嘘をつきません”。まずは、会計事務所の担当者の教育から始め・・月次報告書をコンサル日までに出してもらいます。 …

モテる先生の外来に患者さんは集まる!

現在、医師・歯科医7人の方に経営コンサルをさせていただいています。貴重な休みに行うこと、時間給で考えれば全く、割に合いません。しかし、趣味として行っています。 以前、講演をお願いした小宮一慶さんから“コンサル …

長谷川嘉哉監修シリーズ
長谷川嘉哉監修シリーズ