毎月1,000人以上、各種認知症患者さんを診療。専門医による認知症予防や高齢者医療、介護生活に役立つブログです。

チャンスを生かせない喫煙者?

先回ご紹介した脳ドックで、幸い動脈瘤が見つかる方が見えます。 動脈瘤のサイズが大きければ手術になります。 しかし、サイズが小さければ経過観察となります。 動脈硬化性変化を進行させないために、血圧を中心とした生活習慣病のコ …

脳ドックと認知症ドックは違います

多くの方とお話をしていて、“脳ドック”と“認知症ドック”を正確に理解されていないことに気が付きます。 例えば、『先日、脳ドックで異常がなかったから認知症は心配ない』 『身内に脳血管障害の人がいるから、認知症ドックを受けよ …

グループホームの利用を間違えていませんか?

介護度が2以下であっても自宅での介護ができないケースは結構あります。その場合は、特養への入所が介護度3以上となったため、グループホーム(以下GH)、有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅(以下サ高住)が適応になります。一 …

特養の大幅な整備?

特別養護老人ホーム(以下特養)は、月々にかかる費用が比較的安く、入所期間の制限がないといった理由で人気があります。そのため、独居や老老介護などの人にとって、入居の選択肢になることが多いものです。平成27年4月から、特養へ …

住宅改修を知り合いの業者に頼んではいけない

介護サービスを受ける際には、基本的には“知り合い”に頼むことは避けた方が無難です。介護保険のひとつのメリットに、サービスが選択できることがあります。ですから、サービスが合わなければ変えればよいだけです。知り合いのケアマネ …

ケアマネを知合いに頼んではいけない

介護が必要になった時、重要なものの一つが、優秀なケアマネです。正直、悪いケアマネが担当すると、介護負担がより重くのしかかります。しかし一般の方々には比較するすべがありませんので、良いケアマネの例をご紹介します。 1)&n …

ケアプラン作成に自己負担?

先日以下のような記事がありました。 “ 厚生労働省は高齢者らの介護サービス計画を作る在宅介護支援(ケアマネジメント)で一部自己負担を求める検討を始める。今は全額介護保険でまかなっている。介護給付費の膨張を抑えるため、1割 …

本を読む壇密さんは素敵

平成27年9月2日、大阪のスタンダードブックストア心斎橋に伺いました。この本屋さんのキャッチコピーは、“本屋ですがベストセラー置いてません”。中に入っても、本屋さんで雑貨も売っている?雑貨屋さんに本も売っている?という印 …

医療従事者も、仮面をかぶれ

先回紹介した長谷川千波さんの本の中で、『営業マンは仮面をかぶれ』と紹介されています。営業を演じることで疲れないために、営業としての『顔』をかぶるのです。 医師もある時期、自分に合った仮面をかぶるような気がします。研修医の …

長谷川嘉哉監修シリーズ
長谷川嘉哉監修シリーズ