次に寄っていただいたのは、「深泥池」です。
「深泥池」と書いて『みぞろがいけ』と読みます。
昭和2年(1927年)に、深泥池の水生植物群落が国の天然記念物に指定されました。
昭和63年(1988年)には、極めて特異な生物群集が成立しているとして、天然記念物の指定対象が動物を含めた「深泥池生物群集」に変更されているようです。
周囲1.5km、面積9haしかなく、小さなため池に見えますが、現代でも氷河時代以来の動植物が生息する大変貴重な池だそうです。
京都というと神社仏閣のイメージがありますが、3万年から1万年前の氷河期時代のミツガシワやホロムイソウなどの動植物が生きている化石として生育している場所があるとはとても不思議な感じがしました。
全部で30分程度の短い観光でしたが、新しい京都が発見できました。
運転手さんありがとうございました。