本の読み方

西田塾の師匠の西田文郎先生は、経済的成功と同時に人間的成功を目指すよう指導されます。

指導内容は、勢いだけのような雰囲気もあるのですが、その中でも“これからの時代、本を読まない経営者はダメだ”と言われます。

実際、私の周りの経営者の方々も本を読まれている方が大変多いです。

一方で、若手の経営者や伸び悩んでいる経営者は、どうしても本が読めないようです。

実は、本を読むにもちょっとしてコツがありますのでご紹介します。

①  まず良い本に出会うことです。

     読み始めて、どうしても合わないと思ったら、躊躇せず中断してやめましょう。

     そして、できるだけ良い本に出会うためには、人が良いと薦めてくれた本は是非読むようにしましょう。

     もちろん、自分と感性が似ている人のブログやメルマガで紹介している本を選ぶことも失敗が少なくて済みます。

②  そして、その場で注文してしまいましょう。

      私は、講演などで紹介された本は、聞きながら注文します。

③   読み始めたら、あまり熟読せずに軽く流し、良いと思ったところをチェックして、折り目を付けておきましょう。

       読書後、2-3週間経ったところで、チェックしたところをA4一枚にまとめましょう。

       これ以上の分量は、負担になります。

       時間的には30分以内でまとめられる量にしましょう。


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④   まとめるという作業は、インプットした情報をアウトプットすることになります。

       アウトプットする際には、再度情報を確認するため、短期記憶は簡単には忘れない長期記憶になるのです。

       現代社会は、インプットはされる情報は莫大ですから、意識してアウトプットする習慣が必要なのです。

       時間がない人は、本の内容を人に話すだけでもアウトプットになります。

⑤   海馬に一時保存された情報が、ちょうど失われる頃が、2-3週であり、ここで何もしないと、

      情報はいずれゼロになります。

       これでは本を読んだ意味がありません。

       読書後にまとめるかまとめないかは、“情報がゼロになるか、長期記憶となって日常生活の知恵として

      使い続けられるか” の違いになるのです。

      本を何冊も読むのではなく、半分にしても良いので、その分をまとめに使う方が、脳に残る情報量は格段に多くなるのです。

⑥   さらに、まとめた情報を、Gmailに張り付け、読書記録として、自分のアドレスに送っておきます。

       そうすると、時間が空いた時などに、再度読むと長期記憶がさらに確固たるものになります。

⑦   もちろん、小説などは、難しい事は考えずに読んでいただければ良いのです。

       あくまで情報を得るための読書では、以上を参考にしていただければ幸いです。

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