民生委員さんが診ているピック病

2016-07-15

認知症の講演では
認知症の代表的原因疾患である
アルツハイマー型認知症
血管性認知症
レビー小体型認知症
に加え
ピック病の話は必ずさせていただきます。

しかし、専門外の医師、看護婦さんの
反応は???です。
どこか、
“自分たちには関係ない”
“そんな病気は、診たことがない”
という雰囲気が伝わります。
実は、
ピック病の患者さんが、
医療機関を受診することは少ないようです。
というより、拒否が強く
受診自体が
ままなりません。
仮に受診しても
ピック病を理解しない医師の中には
患者さんと喧嘩してしまう方もいるので
注意が必要です。

そんな中で、
民生委員さんの前で
ピック病の話をすると
反応が違います。
講演後も
“私の担当の方もピック病では?”
という質問が相次ぎます。
ピック病は
“近所で評判の変な人”と
思われていることが多いようです。
私の患者さんは、
近所の方が丹精込めて作った花を
全部盗ってきてしまい、
抗議をしても、悪びれもせず、知らん顔です。
その態度も、憎たらしい・・


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


その場合、医療機関に受診するより、
近所の方は民生委員さんへ相談されるのです。
つまり
医療機関に代わって
民生委員さんが対応してくれているのです。
その苦労は相当なものと思われます。
なにしろ、ピック病の方は
反社会的行動を繰り返し
他人への配慮などはできないのですから・・

error: Content is protected !!
長谷川嘉哉監修シリーズ