誰が引導を渡す?・・早期認知症経営者

2015-10-21

某信用金庫の職員さんの前で認知症の講演をしたことがあります。
『窓口で、突然怒鳴りだすお客さんが見えませんか?』の質問に
皆がうなづいていました。
『そんな話は聞いてない!』と言って突然怒鳴りだす。
多くの場合は、早期認知症による前頭葉機能障害です。
お客さんからのクレームにはじっと耐えるしかありません。
大変なお仕事です。
しかし帰りがけに、担当者が私の耳元でささやきました。
『実は、お客さんよりも上司の前頭葉機能低下で困っています』
思わず、苦笑いです。
しかし、一般企業の場合は、大部分は65歳で定年です。
そこで、早期認知症患者さんは強制的に経営の現場から退場されます。

その点中小企業のオーナーは厄介です。
65歳を超えても、経営の一線でおられる方はたくさん見えます。
誰も、引導を渡す人もいません。
前頭葉機能が落ちてきても、周囲も見て見ぬふりです。
ある意味、とても危険な状態と言えます。
私の患者さんでも、前頭葉機能低下の状態で経営を続けて
突然、長年の功労者を解雇したり
経営判断を間違える方も見えます。

“論理的な説明が理解しにくくなっていませんか?”
“ちょっとしたことでイライラしませんか?”
少しでも自覚があれば、前頭葉機能が低下している可能性があります。
イライラした時は少し冷静になって
深呼吸をしてみてください。


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自覚のない早期認知症は、先回ご紹介した経営者のように社会迷惑です。
勇気をもって、彼らを説得して、経営の場からは退場してもらいましょう

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