スーパードクターは目立たない

2015-10-23

先回までにご紹介した、早期認知症経営者が戯言のように使っていた言葉があります。
“スーパードクター”です。
”私の人脈で集めたスーパードクターがセカンドオピニオンとして働いてくれます。
これだけの人をあなたに集められますか?“
一覧表を見せてもらうと、マスコミ等で見たことがある顔が並びます。
だからと言って、医師として優秀であるかは不明です。
“殆ど診療はしていないという噂の先生”もチラホラ・・
確かなのは、“スーパー目立ちたがりドクター”であることです。

本当のスーパードクターは地道に目立だす活動しています。
目立たなくても患者さんは集まってくれるからです。
大腸ファイバーのプロである先輩の外来は3割が医療従事者です。
まさにスーパードクターですが、目立つことはありません。
しかし受診すると皆がファンになり、さらに人を紹介します。

在宅で、どうしても尿バルーンが交換できないことがありました。
知り合いの泌尿器科のO先生が夕診終了後、駆けつけてくれました。
手際よく交換してくださった姿は、まさにスーパードクターです。
O先生の外来も、ご紹介すると皆さんが喜んでくれます。


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ある方が言われていました。
“ドクターを選ぶとき、話やすい、という事は大切なキーワード。
肩書は関係ありません。“
優秀な先生でもコミュニケーション能力が欠如していれば意味がありません。
あなたに合ったドクターこそがスーパードクターなのです。

早期認知症経営者の戯言にこだわる必要はありませんが、
本当のスーパードクターは、パンフレットに載る必要はありません。

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