【お薦め本の紹介】世界の一流は「休日」に何をしているのか

【お薦め本の紹介】世界の一流は「休日」に何をしているのか

休日とは、他人から評価されることのない自分軸の時間と本書では説明しています。しかし日本人は休むことが上手ではないようです。それに対して世界の一流が目指しているのは、「ワーク・ライフ・ハーモニー」の実現。仕事と生活を切り離して考えるのではなく、上手に統合して調和させることを意味しています。結果、彼らは、休日に「休養」と「教養」を手に入れているのです。

  • しっかりと休んでいても、疲れが取れないとか、集中力が続かないというのは、「働き方」の問題だけでなく、「休み方」にも原因があります。
  • 日本のビジネスパーソンの多くは、 身体と心を休めることに休日を費やしています。
  • 日本のビジネスパーソンの多くは、 身体と心を休めることに休日を費やしています。
  • 世界水準のエリートであるエグゼクティブの休日の過ごし方には、大きな共通点があります。  彼らは、休日を「何もしない時間」と考えるのではなく、「積極的にエネルギーをチャージする時間」(休養)と「知的エネルギーを蓄える時間」(教養)と位置づけている のです。
  • 世界水準のビジネスパーソンが休日に求めているのは、 心身のエネルギーをチャージすることによって、「自己効力感」を高める
  • 自己効力感とは、米国スタンフォード大学教授の心理学者アルバート・バンデューラ博士が提唱した概念で、目標を達成するための能力を自分が持っていると認識することを指します。
  • もっと大事なのは、 疲れたから休むのではなく、疲れる前に休む……
  • 働き方改革の支援をしている大手企業では、社長や幹部を含む管理職全員が「年間で何日間の休みを取らないと評価が下がる」 という仕組みを取り入れています。
  • 成功している 12%の企業は労働時間を減らすだけではなく、働き方改革の先にある「三つの改革」を推進しています。  ①「休み方改革」心身を休めるための時間を増やす  ②「稼ぎ方改革」生み出された時間で新たな事業に着手する  ③「学び方改革」未来に備えて勉強の時間を作る  見方を変えれば、働き方改革に成功している企業というのは、これらの三つの改革を進めるための時間を作り出せているから、自信を持って「働き方改革に成功している」と宣言できるのです。
  • 休日こそが主役であり、平日の仕事は大事な休日のためにある
  • 働きがいとか、生きがいというのは、仕事をしているときではなく、休みのときに感じるものかもしれない
  • 脳に刺激を与える活動  読書や楽器演奏など、脳の刺激を与える活動を積極的に取り入れることで、脳の活性化を図っています。
  • 日本企業では、出社時間が遅いことを「重役出勤」などといいますが、 マイクロソフトのエグゼクティブは、例外なく早朝から仕事をしています。
  • エグゼクティブは、「成果につながる努力」と「つながらない努力」を瞬時に見抜くことで「ムダな努力」を切り捨てています。  見極め力とは、ムダな努力を素早く見抜いて、すぐに辞める能力
  • 欧米の企業では、 日常的にお互いが情報を共有して、チーム全体で協力し合う仕組みできているから、無理なく長期休暇を取ることができる のです。
  • 長期休暇の目的は「家族愛」を深め、「自己啓発」に努めること
  • 世界の一流は、ほぼ例外なく、読書を自己啓発と教養の柱に据えています。
  • 世界の一流は「芸術鑑賞」と「読書」を重要視している
  • 略的睡眠とは、身体とメンタル、脳の疲れをリセットして、フルパワーで活動できるコンディションを意図的に作り出す睡眠を指します。
  • 自分の決めた予定通りに休むことで、自分の思い通りに身体とメンタルと脳の疲れが取れることが、自分にとってのベストな休日だ
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