認知症の約4割は予防できる!?その意外な原因とは…!

「認知症の4割は予防できる」――この数字に、驚かれた方も多いのではないでしょうか。この事実は、東海大学と、コペンハーゲン大学の研究チームが、日本人を対象に行った調査から明らかになりました。研究成果は、医学界で権威ある学術 …

訪問看護を食い物にする「ホスピス型住宅」の正体

近年、一部の訪問看護ステーションが、極めて高額な給与を提示して看護師を集めているケースが目立つようになりました。一見すると「人材確保に成功している優良事業者」に見えるかもしれません。しかし、現場で起きている実態は、本来の …

年明けの帰省で“何か変”を見逃すな

年明け。 久しぶりに実家へ帰省し、両親と顔を合わせた方も多いのではないでしょうか。 「元気そうでよかった」 「相変わらず口うるさいな」 「まあ、年相応かな」 そんな言葉で、心に浮かんだ違和感にフタをしていませんでしたか。 …

料理しない男は危ない──勝男が落ちかけた崖

今回は、視聴者・読者の間でも反響の大きいドラマ 『じゃあ、あんたが作ってみろよ 」を題材に、「料理と認知症予防」について医学的視点から解説します。 物語の主人公・勝男は、序盤でははっきり言って「認知症まっしぐら」の状態で …

ヒーローが倒れた病──前頭側頭型認知症の脅威

「ダイ・ハード」シリーズで世界中を魅了した俳優ブルース・ウィリスさん。彼が2022年に俳優業を引退した理由は「失語症」であり、その後「前頭側頭型認知症(Frontotemporal Dementia:FTD)」と診断され …

「年相応」という言葉の落とし穴 〜認知症専門医の立場から〜

認知症外来を担当していると、患者さんやご家族から「以前、ほかの病院で“年相応”と言われたんです」という言葉をよく聞きます。一見、やさしく聞こえるこの“年相応”という言葉。しかし、認知症の診療現場では、この一言が「発見の遅 …

「物忘れ」と「置き忘れ」…認知症専門医が解説

診察室でもよく聞かれる質問があります。「最近、物を置き忘れることが増えたんです。これって認知症の始まりですか?」結論から言うと、多くの場合、それは認知症ではなく、脳の“注意の使い方”の変化です。今回は、加齢による置き忘れ …

鍵は“握力”だった─「MCIから回復」

「最近、物忘れが多くなった」「判断が鈍くなった気がする」 そんなとき、多くの人が頭をよぎるのが「認知症」という言葉です。しかし、実はその前段階である「MCI(軽度認知障害)」から3割の人が回復しているという、希望に満ちた …

「金が尽きたら、退所」──在宅介護の限界が始まった

最近、私たちのグループホームでも「経済的理由による退所」という現実が、とうとう目の前に現れました。今回退所する利用者さんは、認知症の診断はありますが、介護度は1。日々穏やかに過ごしており、特に目立った身体的な介護が必要な …

長谷川嘉哉監修シリーズ