2021-06-21 歩幅が狭い人ほど認知症になりやすい?研究結果を認知症専門医が解説 最近、周囲の人に比べ歩くスピードが遅く感じることはないでしょうか? もしくは、どことなく歩幅が狭くなったことを意識することはないでしょうか? このほど、東京都健康長寿医療センター研究所協力研究員の谷口優さんの研究チームが …
2021-06-18 米FDAの諮問委員2人が辞任! アデュカヌマブは、承認されるべき薬ではない 2021年6月7日米FDA(食品医薬品局)は、バイオジェンのアデュカヌマブをアルツハイマー病の根本原因に対する初の治療薬として承認しました。私は、アデュカヌマブについては、以前から関心を持っており、個人的意見としては承認 …
2021-06-16 『ボケ日和』は、患者さんでなく「介護者である私のための本」とは 令和3年4月に発売した、拙書『ボケ日和』は、ありがたいことに、順調に増刷を重ねています。先日も外来で付き添いの奥様に、「世の中の認知症の本は、この人(患者さん)のためのものです。でも今回の先生の本は私のための本です。素晴 …
2021-06-02 認知症予防に効果的な食事が地中海食である理由を専門医が解説 同じ食事をとるならば、認知症にならないような食事を摂りたいものです。そうなると、「日本食は身体に良いから和食を中心に」と考えたくなりますが、実は、認知症予防には、和食以上に地中海食が理想です。今回の記事では、月に1000 …
2021-05-31 せっかくの公正証書遺言が争族の種にならないために・・認知症専門医が解説 通常の内科診療所ではあまりないことですが、当院は、毎月裁判所や弁護士さんから電話がかかってきます。これは、当院が認知症を専門としているからです。これらの大部分は、遺言作成に関するものなのです。 最近は、遺言を残される方が …
2021-05-26 年をとっても衰えない「結晶性知能」について、脳神経内科専門医が解説 年を取ると脳の機能は、「衰える一方」と考えられている方が多いのではないのでしょうか? 確かに、身体機能などは、年齢には勝てません。しかし、最近の研究では脳の機能のすべてが衰退するわけでなく、逆に維持・強化されるものもある …
2021-05-20 【お薦め本の紹介】一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い 2021年3月1日107歳で天寿を全うされた、私の大好きな美術家の一人、篠田桃紅(しのだ・とうこう)さんが103歳の頃に書かれた本です。最近は増えたとはいえ、100歳を超えて自ら情報発信されている方は、殆どいらっしゃいま …
2021-05-10 若年性アルツハイマーになったら・公的補助を最大活用する全知識 数年前のことになりますが、ある大学病院から私のクリニックに男性患者さんが転院してきました。 病名は、「若年性アルツハイマー」。電車で1時間以上もかけて大学病院に通院していたようです。当時、まだ58歳。ご家族としては、少し …
2021-04-28 病院に連れて行くだけではダメ!認知症を疑った時の受診の仕方を専門医が解説 社会の啓もうにより認知症は早期受診が大事ということが理解されてきています。そのため、最近では多くの御家族や患者さんが、早い段階で認知症専門医の受診をしてくださいます。しかし、受診に際し、どんな準備をして良いのかもわからな …
2021-04-27 入所を考える際は、歯科検診と治療の体制ができている施設の選択を! 現在、土岐内科クリニックでは、16の介護入居施設の協力医になっています。医科の訪問診療は、どこも取り入れていますが、歯科の訪問診療の導入においては、施設によって差があります。定期的に歯科医と歯科衛生士さんが入居者全員のチ …