「壊れた脳」は再生できるのか――ミクログリアが開く新時代

脳卒中は、日本人の要介護原因として今なお非常に大きな位置を占めています。命が助かっても、半身麻痺、言語障害、高次脳機能障害などの後遺症が残り、「以前の生活に戻れない」という現実に直面する患者さんは少なくありません。 一方 …

睡眠は気合では治らない――体内時計を動かす新薬の時代へ

私たちは普段、「朝になったら起きて、夜になったら眠る」という当たり前の生活を送っています。しかし、そのリズムを支えているのは単なる習慣ではありません。体の中には“体内時計”という精密な仕組みが存在しているのです。ところが …

【お薦め本の紹介】私たちは意外に近いうちに老いなくなる

「人は必ず老いる」これは長い間、疑いようのない“常識”でした。しかし近年、この常識が大きく揺らぎ始めています。老化は単なる時間の経過ではなく、「コントロール可能な現象」ではないかという考え方が、科学の世界で現実味を帯びて …

「健康寿命という名の“いい加減な数字”」

認知症専門医として日々高齢者医療に携わっている立場から、今日はあえて少し刺激的なテーマを書きます。「健康寿命」という言葉に、私たちは少し振り回されすぎてはいないでしょうか。 1.「人生最後の10年は不健康」という本当? …

【お薦め本の紹介】「棺桶まで歩こう」

『棺桶まで歩こう』(萬田緑平)を読み終えて、いちばん胸に残ったのは、死を遠ざけるための根性論でも、医療批判でもなく、「人が最期まで“自分の人生”を生き切るための、ものすごく具体的な提案」でした。 その中心にある合言葉が、 …

医師が警告 高齢者に増える危険な“後ろ手歩行”

最近、街中や病院の待合室、散歩道などで、両腕を後ろに組んで歩いている高齢男性をよく見かけませんか。背中が丸くなった骨粗しょう症の方だけでなく、一見すると姿勢も良く、筋力もありそうな男性に多いのが特徴です。 この歩き方、実 …

長谷川嘉哉監修シリーズ