ゴールデンウイーク真っ盛りです。
そんな中、病気になったり怪我をした時に頼りになるのが休日診療所です。
岐阜県の土岐瑞浪医師会では開業医が交代で、土岐市駄知町にある休日診療所(9時から17時30分)を当番で回しています。
頻度的には、年に2回ほど廻ってきます。
今年も、4月22日(日)に行いました。
常日頃、自分の診療所でこだわりを持って運営しているものとしては、少々不満があります。
まず、本当に断熱性の悪い、古い建物です。
冬は寒く、夏は暑い。
待合室も狭く、隔離室もなく、かえって他の患者さんから病気をもらいそうです。
受付は、パチンコ景品所のように小さな小窓から、受付と患者さんがやりとりをしています。
最近の、オープンな受付からすると異様です。
強盗でも来るのでしょうか?
さらに、診療所にはレントゲンも心電図もありません。
もちろん緊急の採血も点滴もできません。
通常の自身のクリニックで行っている医療レベルに比べると、お粗末なものです。
正直、休日診療所で診られるものは、“様子を見ても治る病気”しかありません。
また、来院される患者さんも、何日も前から症状がある方が結構見えます。
休日診療所を『休日でもやっている診療所』 と勘違いされているようです。
休日診療所は、あくまで救急の疾患であることをご理解いただければ幸いです。