平成23年5月11日(水)午前に土岐市の文化プラザーではなの木大学の全体学習として
「ストップ・ザ・ぼけ!~ボケたじいちゃんが、ボクに白衣を着せた~」
を講演させて頂きました。
「はなの木大学」とは、高齢者の方の学習と仲間づくりの場として活動する高齢者大学です。
大学での学習は、月に1回程度開催する講演形式の「全体学習」と学生が自主的に運営する「クラブ活動」から成っています。
おおむね65歳以上の方ならどなたでも参加できるようです。
会員は500名近く在籍されており、当日は大雨に関わらず350名程度の方が参加いただきました。
その中には、私が在宅で看取らせていただいたご家族も含まれており、講演終了後に声をかけて頂きました。
訪問診療で看取る場合、最期は、ほぼ毎日のように訪問します。
しかし、お亡くなりになるとその後は、あまりお会いする機会も減ってしまうものです。
そんなご家族に出会うと、懐かしくてその場を離れるのが惜しく感じるほどでした。
本当に、在宅医療をやっていて良かったと感じた一瞬でした。
講演は、概ね好評のようで多くの方から、お褒めの言葉を頂きました。
素敵な機会を戴いたはなの木大学の関係者の方々に心より感謝します。
尚、この日は、午後に愛知学院大学薬学部で『認知症の治療』の講演、夜は日本福祉大学中央線専門学校で講義とトリプルヘッダーととても充実した一日でした。