平成25年7月18日(木)岐阜県中津川市を中心とする循環器の専門医の先生の前で、認知症の講演をさせていただきました。その会には、名古屋徳洲会総合病院総長でもある心臓血管外科の大橋壮樹先生が参加されていました。
大橋先生の名声と実績は、専門外の我々にも十分伝わっていました。心臓血管外科のレベルは、とにかく経験、つまり症例数です。いかに頭が良かろうと、学歴があろうと手術がうまくなければ意味がありません。ホームページにも、患者様を目の前に手術を行う心臓外科医に必要なものは、 『技術、精神力、経験、チームワーク、判断力』、必ずしも必要ないものは、『学歴、肩書き、履歴、博士号、論文数、海外留学経験、認定医、年齢』と記載されています。
1998年に大橋先生が心臓血管外科を開設して以来、現在では名古屋徳洲会病院で年間約400例の心臓大血管手術をされいます。質の高い手術技術と安全安心のチーム医療をグループで維持することで、安定した手術成績を上げているようです。そのため患者さんからの信頼を得られる心臓血管外科が、確立されているようです。東海地方ではほぼトップクラスですし、岐阜県の東濃地方の病院はどこも足元にも及びません。当院の看護婦のご尊父様も心臓手術の際は、名古屋徳洲会病院で手術をお願いしました。
そんな大橋先生に、私の拙い講演が、『臨床に即しているために、大変分かり易い』 と評価いただきました。大橋先生の心臓血管外科の分野には及びませんが、認知症の分野も大病院や大学病院でない医療機関が、治療の実績を上げています。実際、当院でさえ全国で50位に入るほどですから・・
今回、思いもかけないご縁で、大橋先生にお会いできたことで、本当に勇気を頂きました。これからも、今まで以上に認知症専門医として万進する決意ができました。深く感謝です。