私も来年には50歳になります。地域の総合病院の医師たちも自分より若い方ばかりです。最近では、銀行関係や製薬メーカの担当者も殆ど年下です。特に若い担当者になると、自分の子供ぐらいです。思わず親の視線で、話をしてしまいます。特に親元を離れた新人の担当者だと、いろいろ心配もしてしまいます。
そのため最近は、少し”お節介おじさん化“しています。特に若い男性担当者には、『付き合っている人はいるのか?』を聞いてしまいます。そして付き合っている人には、『なぜ結婚しないのか?』とさらに問い詰めます。
そうすると、理由もなく結婚に踏み切れない方が多いようです。さらに畳み掛けます。『結婚のボトルネックは何ですか?お金ですか?相手の性格ですか?双方のご両親ですか?』等々です。そうすると、質問されているうちに、“特に問題がないこと”に本人が気が付くようです。
“質問に答えているうちに、自分で気が付く”、まさに、コンサルティングの手法です。そうして最後は“なら結婚したら”と薦めます。ここから行動するか否かは、コンサルではなく本人の技量です。幸い、私のお節介で、4名の方が彼女にプロポーズ。うち3名は結婚につながりました。(残念ながら一人の方は、プロポーズをきっかけに別れてしまいました)。3名の男性からは、“背中を押してもらって行動できました”と感謝いただいています。さらに結婚に至ったカップルのうち2カップルは子供さんにも恵まれました。彼らは、行動力の伴った素晴らしいクライアントさんたちと言えます。きっとこれからも自ら道を切り開いていってくれると思います。
微力ですが、こんなお節介おじさんが、少子高齢化の歯止めの一つになればと思っています。