人間は20歳を超えると1日10万個神経細胞を失います。はっきり言って、ぴんと来ないと思いませんか?
一度計算をして見ましょう。
1日10万個・・1年で3650万個=0.365億
50年で・・0,365億個×50年=18.25億個
先回、人間の神経細胞は180億個とお話しました。つまり50年たっても1割程度失うだけです。
脳の重量も加齢により約10%減少します。
つまり、年を取っても残り90%の働かせ方を知っていれば認知症になることなく、生活する事は可能です。
1日に10万個失われることは気にする必要はありません。それより、減っていく神経細胞を補うネットワークの構築に努めるべきです。
そのためには、いくつになっても積極的社会参加して、常に新しい刺激を脳に与え続ける必要があるのです。
実は、その事が人間関係のネットワークの強化にもなって行きます。