毎月1,000人以上、各種認知症患者さんを診療。専門医による認知症予防や高齢者医療、介護生活に役立つブログです。

認知症介護 背中の羽

『配偶者に先立たれた女性は、最初は悲しみますがしばらくすると背中に羽が生えてきます。そして、生き生きと飛び立つんですよ!』と講演でお話しすると結構(相当?)盛り上がります。 でも、いずれ『私には羽は生えません。今でも毎日 …

認知症介護 ストレス解放??

超高齢となると生きているだけでも大変なようです。自分のことでも精一杯・・例え夫婦でも相手のことまで気が回らない 端から見ていると、それぞれが勝手に動き勝手に休み勝手にしゃべる それでも相方が亡くなると男性は、人生最大のス …

認知症介護の話 デイサービス以外の日は・・

超高齢となると 生きているだけでも大変です。 そんな中でのデイサービス利用 朝早く起きて、身支度して 多くの人と挨拶して お風呂に入って、 食事をして スケジュールをこなす 結構ストレスです。 ご家族は 『デイ以外の日は …

認知症介護のいい話・・・無理しない

外来で、介護者が患者さんへの不満を訴えることは結構あります。時に、患者さんへの“怒り”を訴えるかたもいらっしゃいます。 当事者にとっては大変なことでしょうが、主治医としては、少し安心です。介護者の …

認知症介護のいい話・・・仲良く喧嘩

認知症患者さんの介護実の親子義理の親子では全く異なります。主治医としても安心できるのは実の親子です。 外来でも互いに言いたい放題患者さん曰く『毎日、チンピラの喧嘩』です。それでも、実の親子は許されます。どこか、仲良く喧嘩 …

夏でも元気な、超長寿者・・

猛暑が続く中、外来で元気なのは90歳を超えた方々だけです。正直、医療従事者も介護者も少々疲れ気味・・ 90歳を超えた人は、バテなんかしません。暑くても、暑くても、暑くても食欲は、落ちません。共通する好物があります。ウナギ …

マルホの女?

皆さん保険調査員という仕事をご存知でしょうか? 保険加入者が病気や死亡をした際に 医師の診断書とともに 保険会社に支払い請求を行います。 そうすると保険会社会社は支払う前に 保険調査員に依頼して、調査をします。 つまり、 …

医師は診断書でも患者さんを救えます!

医師は、医療だけでなく 診断書でも患者さんを救えます。 しかし残念ながら医師は、 学生時代、 医師になってからも 一度も診断書の目的・書き方を学ぶことはありません。 自分は、 “50歳で発症した若年性アルツハ …

日本女性は絶滅危惧種?!

外来で、80歳代の夫婦を見ていると “昔の男性は羨ましい!”と思います。 とにかく、とにかく、とにかく・・ “女性が男性に尽くします。” そのため男性は何もしないで はっき …

長谷川嘉哉監修シリーズ
長谷川嘉哉監修シリーズ