棟方志功展

平成23年7月18日(月)に愛知県美術館に出かけました。

開催されていた「棟方志功展」は大変素晴らしいものでした。

先日、片岡鶴太郎さんが棟方志功の創作風景を特集した過去の番組をリクエストし、再放送されていました。

そのため特に興味が高まっていました。

ちなみに、片岡鶴太郎さんは昔、ドラマで棟方志功さんを演じたことがあるようです。

当院には、片岡鶴太郎さんの『棟方賛歌』という作品が飾ってあります。
展覧会では、「二菩薩釈迦十大弟子」も、初めて実物を見ることができました。

この作品で、棟方志功は、ヴェネツィア・ビエンナーレの版画部門で最高賞を受賞し、国際的な評価を確立したのです。


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以前から、画像ではよく見ていたのですが、やはり実物は素晴らしいものでした。
その他にも松尾芭蕉に想いを馳せ『奥の細道』に倣った旅のスケッチをもとにした

《奥海道(おうかいどう)棟方板画》など棟方板画を代表する〈海道シリーズ〉や、特に全長26mにも及ぶ《大世界の柵》は、最大の見所です。

相当離れてみないと、全体像が分からないほどの迫力でした。
その他にも、仏教や古代神話、故郷である東北を題材とした数々の板画や、直筆の倭絵、書、陶芸といった文人的な作品から晩年の油彩画に至るまで、約70件300点を通して、棟方の制作活動の全貌が紹介されています。
東北出身の棟方志功を特集する本展は、被災地の長期に及ぶ復興を支援していく

「東北復興支援特別企画」という位置づけのもと開催されています。

皆様も、復興支援の意味でも、お出かけください。作品としても、お勧めです。

長谷川嘉哉監修シリーズ